笑い犬わらいいぬスマイルドック

笑い犬
西村 建
スパイス社
主人公の銀行の元支店長が政治家の絡んだ再開発の融資により汚職を疑われ逮捕されます。
守ってくれるはずの銀行の指示を受けている弁護士、検察の思わくでスケープゴートにされてしまいます。
銀行は上層部への捜査を一支店長の責任に押しつけ、検察は面子を守るために有罪に持ち込みます。
そして刑務所に収監されその生活は一変し想像を越える過酷さに加え塀の外では裏切られた銀行からの住宅ローンの打ちきりの通知競売へと過酷さがましていきます。
家族は離散し希望を見失ないます。その時に塀の中では、やはり冤罪で収監された暴力団幹部と知り合い励まされます。
彼もまた冤罪に立ち向かうと誓いやがて出獄して行きます。そこには更なる悲劇が待ち受けていました。 それは暴力団同士の抗争に捲き込まれあっけなく亡くなってしまったからです。
塀の中には疎遠だった娘の面会もありそれが唯一の救いになりました。
やがて出獄しかねてよりこの事件を取材していたマスコミの力をかりて銀行上層部への事件の関与を暴き自身の冤罪を晴らす事ができました。

萩の会料理教室中華料理青椒牛肉絲棒々鶏

会場 上田公民館 調理室 講師 梅津 末子
今日は、中華料理になりました。
携帯は忘れて写真はT橋さんから送ってもらいました。その上レシピは調理室に忘れたので記憶を頼りになります。
チンジャーロース、えびのチリソース、バンバンジー杏仁豆腐以外は、すべてレシピでは漢字でした。
中華料理と書きましたが、実際には広東料理、四川料理となり本来は互いに同じ国とは言え食文化の違いには長い歴史、文化的な背景があるようです。
むずかしい話しはおいておき調理台に並んだ食材の豪華なのには、久しぶり驚きました。
メニューや作り方は特段かわりがありませんでしたので、新しく入会した人たちにお任せし杏仁豆腐を担当しました。
分離させるヘマをすることも無くつつがなく仕上げました。
調理のむずかしい所は野菜や肉に限らずに繊維に沿う、繊維を絶つ(切る)所になります。
たとえばチンジャーロースの肉は平く広がった肉を半分を繊維を絶つように切ります。
次に横に繊維に沿うように細く切ります。すると棒状の形のチンジャーロースの肉になります。
これは、ベーコンを頭に描きます。横に置いたままトントンと縦に切るとポロポロの肉片になります。
この切り方ではチンジャーロースの肉になりません。このような切り方は、ビラフには向きます。
バンバンジーの鶏肉も本来は、そのように切るべきを受講生が、ぶつ切りにしてから見かねた先生からやんわりと指導が入りました。
このように切り方には用途別が、ありこれをおぼえるだけでもけっこう大変でした。
バンバンジーには、香味タレをからめました。好みから言うとゴマだれの方が、タンパクな鶏のむね肉には合うような気がしました。
杏仁豆腐はまぁ…(笑)可も無し不可も無しの無難なできばいでした。
チンジャーロースと言いえびのチリソースと言い豪華な品々がテーブルにのりそこには受講生の満足げな顔がありました。