
スキーツアーの足ならしをかねてここを最初に計画しましたが、三ツ石山と後先が逆になりました。
仙岩峠のトンネルの待避所にN島さんと待ち合わせをしました。ひさびさにあう彼は小型のフィアットに乗り現れました。
たがいに準備を終えて登り始めました。積雪は思いの外あり、しばらく登るとラッセルの跡がありこれを利用させてもらいました。
例年と比べて積雪が少なめとは言えやがてそれも消えて本格的なラッセルになりました。
峠からの尾根すじの雪に埋まった夏道と合流し間もなくして貝吹峠に出ました。
晴れていれば鳥海山まで見渡すことができますけど今日は、駒ヶ岳の裾のが見られたくらいでした。
秋田藩と南部藩の境を示す石柱も雪の下にありそれを示す赤白のポールがありました。積雪は少なめとは言え2メートルくらいはありそうでした。
雪庇は貝吹岳まで何時もの年なら切れ目無くつながっていますが、今年は切れてクレパスのように口を開けていました。
雪庇の下を滑るのを楽しめますけど、まだ雪が安定せずに登ってきた登山者と入れかわるように滑り降りました。
雪質はやや重めな春雪が向かえてくれそれでも手を焼くほどではなかったです。