nauhts の山歩き記

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富士山 春スキー 断念 宝永山(2693m) 引き返し   = 御殿場口 =

2016年05月01日 | 秩父・関東・東海
2016年5月1日(日)
GW前半最終日の日曜日、何処へ行っても混むだろうが、今日~明日は好天気になるという予報。
今年は雪が少なく春先の異様な暖かさが続いているので、山の雪はGW明けには無いところもあるだろう。
昨年の富士山春スキーはギリギリだったが、ちょっと物足りなかったので、もう少し早い時期に行きたい。
富士宮口まで車が入れるのはGW前日なので、GW前の行くのはちょっと大変過ぎる。

前日に準備を済ませておき、午前3時自宅出発。エコーライン~20号~朝霧経由で富士スバルラインへ。
山岳部入口で、何と「凍結の恐れあり」ということで夜間通行禁止、7時30分まで通行が出来ない。
既に5台ほど待機しているが、まだ1時間以上あるので、急遽、未踏の御殿場口から登ることにし向かう。
6時30分、御殿場口新五合目駐車場着、約200km。 しかし、雪が少なく、距離もあり大変そう。
標高、富士宮口2400mに対して、1440mと約1000mも低く、実際は二合目に相当するようだ。

 

準備を済ませ6時50分スタート。天気が良く朝から暑い。 最初からシャツ1枚+ベスト。
大石茶屋の上側で下山者と会い、シャッターを押して頂く。 上は風が強いとのこと。
足場が砂地で歩き辛く、思ったより時間の割に距離が稼げず、中々富士山が近づいて来ない。
2時間ぐらいすると向かい風が強くなり、砂場と相まって一向にスピードが上がらない。
途中でアイゼン装着、多少効果あり、キックが少し楽になった。

時折突風が吹き、身体が飛ばされそうになり、飛んできた砂礫で顔が痛い。
山頂付近には雲が掛かり激しく動いており、視界も悪そう。
3時間ほど経っても、まだ雪渓エンドまでは遥か遠く、昼までに頂上へは無理だろう。
天候と体力を考え頂上アタックは諦め、宝永山で折り返すことにする。
宝永山は、2012年10月の富士登山の下山時に寄っているので、2回目となる。

 

宝永山馬の背経由、頂上まで約4時間15分ほど。 強風が凄い。
風の合間を見計らいセルフ撮影。10分ほどで早々に下山。
5分ほど下った岩場の陰で、風を避けながら昼食休憩25分ほど。
広大な富士の裾野は風を遮るものはなく、貴重な岩陰だ。
下山は二ツ塚(双子山)経由とし、ルートを外れ直接向かう。

砂走りもどき50分ほどで、二ツ塚(双子山)上塚。 更に15分ほどで、二ツ塚(双子山)下塚。
13時25分、駐車場へ戻る。往復約6時間35分ほど。富士宮口からなら頂上往復出来る位の時間だ。
テレマーク用の革靴はゲーターをしていても、中まで砂塵で真っ白に汚れている。
支度を片付けながらコーヒーを飲み、これからの行動を検討する。

 

当初の予定では、2日目は八ヶ岳横岳へ杣添尾根から登り、フットスキーで下る予定。
しかし明日もう一度、富士宮口からか須走口から、再挑戦するも頭の中をよぎる。
何れにせよ、何処かで車中泊する為には一旦下り食料を仕入れなくてはならない。
昨年と同じく御殿場まで戻り、ネットで話題になったスーパーあおきのソフトクリームを食してみよう。

ソフトクリームは期待外れのごく普通。ついでに食料を仕入れ、車中泊の為に須走道の駅へ向かう。
流石にGW最中、富士周回道路は所々で渋滞し、時間だけが経過して行く。
須走道の駅の前まで来ると、場内には溢れるほどの車。 これを見て、先の富士吉田の道の駅へ向かう。
小用の為に立ち寄ったが、ここも沢山の車。おまけに飲用の富士伏流水が出ていない。

ここでの車中泊も諦め、予定通り八ヶ岳方面へ向かが、相変わらず周回道路は渋滞で遅々として進まない。
1時間以上余計に費やし、やっと甲府まで戻り20号線へ乗ると少しスムーズに流れるようになった。
ここを走っていると、明日は左側に見える鳳凰山や甲斐駒ケ岳も良いなぁと迷い始める。
しかし朝通過した時の道の駅白州の混み具合を考えると、やはり空いていそうな道の駅南きよさとにすることに。

韮崎の格安セルフスタンドで給油し、141号線の道の駅「南きよさと」へ着いたのは18時50分。
辺りはもう既に暗くなり始めている。思った通りそれほど混んではおらず、隣を数台空けて駐車することが出来た。
御殿場口から買い出し・休憩を含め、約132km、約4時間30分、  本日の走行、約332km。
完全に暗くなる前に食事を済ませ、車内を片付け寝床を作り、明日の準備を済ませ、20時就寝。

     翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

03:00 自宅出発
05:40 道の駅「朝霧高原」、      あまりの混み具合に寄らずに通過
06:18 富士スバルライン山岳部分岐、 約192km、 夜間閉鎖中にて御殿場口へ向かう
06:30 御殿場口 新五合目 駐車場、 約200km 約3時間30分

06:50 御殿場口 新五合目 スタート
09:15 途中でアイゼン装着
10:40 頂上登頂を断念、宝永山で引き返し決断
10:50 宝永山 馬の背
11:05 宝永山 2693m 頂上  登り=約4時間14分  強風で身体が飛ばされそう

11:15 宝永山 下山
11:20 岩陰に入り昼食
11:45 二ツ塚(双子山)に向かい下山
12:35 二ツ塚(双子山)上塚
12:50 二ツ塚(双子山)下塚 1804m
13:25 御殿場口 新五合目 駐車場、  往復=約6時間35分

14:20 車中泊に向かい下山、御殿場市内へ向かう
14:40 スーパー「あおき」 ソフトクリーム&食料買い出し
15:00 道の駅「すばしり」へ向かい出発
16:10 道の駅「富士吉田」
17:02 周回道路 赤池交差点  約267km
18:50 道の駅「南きよさと」  約332km     車中泊

   翌日、八ヶ岳(横岳)崩れ、御座山登山 へ続く



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