濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

今日の香椎浜

2007年07月01日 | ひとりごと・・
博多の街は山笠が始まり、なにかそわそわした雰囲気があったが、
今日の香椎浜は人の気配もなく、ひっそりとしていた。
博多が「動」なら、香椎は「静」である。

ちょうど干潮であり、汐が引いた干潟をのんびりと歩いてきた。
海藻や貝、そして小さなカニ・・・
わずかな時間であったが、なんだか一気に和んでしまった。

博多の街もいいけど、香椎が最高っ!

福岡はチャンポンな街・・・

2007年07月01日 | ひとりごと・・

博多の街のど真ん中を流れる那珂川。
ちょうどキャナルの前から2つの方向に枝分かれする。
海に向かって右側が「博多川」、左の川幅が広いほうが
「那珂川」である。

その2つの川に挟まれるようにある島が「中洲」である。
そこにいると中洲の意味が理解できないが、地図を見れば
一発!でその意味が理解できるはず。

しかし、福岡(博多)ってーとこは不思議で、また、面白い
街である。古くからの文化や伝統を守りつつ、新しいものが
大好きだ。いや、好奇心旺盛と言うべきか?

呉服町、祇園町、警固(けご)、太郎丸、薬院、唐人町・・・
古めかしい町名が今も残り、一方では、アクロス、イムズ、
リバレイン、キャナル、ベイサイドプレス、マリンメッセという
ようなカタカナも氾濫している。

また、アジアの玄関口であり、街のいたるところにハングルや
中国語の案内が掲げてあったりする。

加えて、オイラみたいな転勤族も少なくなく、夜の街には全国の
方言が入り混じっていたりする。

さて、写真は西大橋から見た那珂川である。左側が中洲、そして
正面がキャナル。右側が西中洲であり、西中洲の先が天神。

オイラのなかで、もっとも「博多」らしいと思っているワンシーン
なのである。

今日から7月

2007年07月01日 | 博多祇園山笠
今年も半分が終わった。
オイラにとっては平凡な一日の始まりであるが、
博多ッ子にとっては特別な日である。

博多に夏を告げる「博多祇園山笠」が始まった。
そして、今日7月1日は、「飾り山の公開日」であり、
「当番町のお汐井取り」の日である。

写真は川端商店街の「飾り山」

博多ぶらぶら・・・

2007年07月01日 | 博多祇園山笠
本当に梅雨入りしたんだろうか?
香椎の杜の上空は、今日も青空が広がっている。
そんな中、ぶらりと博多の街をぶーらぶら。

千代から御笠川を渡り、大博通りの呉服町の交差点
へと向かう。ここで3番山「東流」の飾り山を見て、
東長寺から承天寺へ。

承天寺に拝礼、寺や民家、衝天などが並ぶ狭い路地
(旧東町筋)に入り、聖福寺に拝礼、浜口公園から
再び大博通りに出る。

ここから祇園、冷泉町を経由して櫛田神社にお参り、
土居通りから一気に明治通り、昭和通りを通過して
追い山ならしのゴール地点(廻り止め)を目指す。

狭い路地のあちらこちらに長法被を着た男衆。
誰しもが笑顔、そして誇らしげに見える。
待ちに待った!「祭り」が始まった!!!

さて、古門戸町を抜け須崎町の追い山廻り止へ向かう。
ゴールは「鶴の子」で有名な石村萬盛堂本店。

もしオイラが博多の住人だったら、
長法被をはおり、草履はいてぶーらぶら・・かな。
香椎の住人でも血が騒ぐ!やっぱり祭りはよかっ!!

長法被

2007年07月01日 | 博多祇園山笠
昨日の櫛田神社、博多祇園山笠振興会の役員をはじめ、各流れの代表者
が勢ぞろい、祭りの神様を飾り山笠に招き入れる「御神(ごしん)入れ」
の神事が執り行われていた。

各代表が身に付けているのが「長法被」

流れによって模様(デザイン)が異なる。素材は久留米絣(かすり)、
祭りの期間中は長法被が正装として認められ、仕事、結婚式、そして
葬儀においても着用が認められている。

のぼせもん!

2007年07月01日 | 博多祇園山笠
それでなくても博多の男のテンションは高い!
そのテンションがMAXとなるのが「博多祇園山笠」であろう!

博多もんだけに受け継がれた特別なDNAがあり、とにかく祭りに
対する思い入れはハンパじゃない。まさに「命がけ」なのである。

博多では、そんな男たちを「のぼせもん」と呼ぶ。

昨日、博多の総鎮守「櫛田神社」に詣でてきた。
山笠はこの櫛田神社の例祭である

山笠

2007年07月01日 | 博多祇園山笠
“やまがさ”ではなく、“やまかさ”という。
「心の旅」などのヒット曲を生んだチューリップ。

彼らは博多の出身であり、多くの名曲を世に送り込んでいるが、
「博多ッ子純情」という隠れた名曲がある。

歌詞に「祭りは山笠」というフレーズがあるが、間違いなく「や
まかさ」と言っている。

今日からその「山笠」が始まった。
博多の街は7月15日の「追い山」まで祭り一色となる!
街には当番法被(長法被)を身に付けた男達の姿が多く見られ、
一種独特の雰囲気があふれ出ている。


「野うさぎの走り」

2007年07月01日 | ひとりごと・・
黒木本店が誇る、「百年の孤独」の姉妹焼酎。

長い間、静かに眠り続けたタイ米焼酎の古酒と、もち米仕込んだ贅沢で
風味豊かな焼酎である。

かめ仕込み、木樽蒸留、そして仕込み水は独自のピュアウォーターシステム
による水、伝統を守り抜いた仕込み、風味豊かな米焼酎である。

さらに、そのもち米の焼酎を秘蔵の古酒とブレンドさせることにより、この
貯蔵酒は生まれたという。沖縄の上等な「泡盛」とオーバーラップする。

少し前までは「百年の孤独」の抱き合わせ商品として売られていたという。
しかし、現在、百年の孤独より入手が困難とのこと。度数は42度、効くっ!


「風に吹かれて」

2007年07月01日 | ひとりごと・・
アメリカの有名なフォークソングではない。
知る人ぞ知る「百合」の原酒である。
その名は「風に吹かれて」というネーミングで、年1度だけ蔵出し
される超限定品!なのである。

風変わりな透明瓶の中で、やや薄く濁った原酒は、呑むたびに、いも
焼酎の旨味がふんだんに盛り込まれていることを感じることができる。

ロックでチビチビと何時間でも舐めていたい・・・そんな焼酎である。
中洲の夜はまだ始まったばかり。さて、次は・・・


六代目「百合(ゆり)」

2007年07月01日 | ひとりごと・・
博多に単身赴任するまえから「焼酎」や「泡盛」が好きだ。
福岡に来てから「焼酎」ばかり呑んでいる。

また、地元の多く友人達も「焼酎」を好んで呑む。
なぜ焼酎なのか?その秘密は九州独特の「醤油」にあるという。

九州独特の「醤油」は、真っ黒で少しドロドロ感があり、甘味
がある。お店に行くと「刺身醤油」と「普通の醤油」が置かれ
てあり、東京から来る連中の大半は「普通の醤油」を選ぶ。

さて、九州独特の醤油であるが、これを使った料理の味付けが
甘いからさっぱりした呑み口の「焼酎」との相性がいい!と
いう理論である。

東京から博多に来て、「普通の醤油」で刺身を食べる連中の多く
は、新潟の大吟醸など、日本酒を好んで呑んでいる。
醤油が辛口なので、甘口の日本酒との相性がいい。
しかし、せっかく博多に来たら「刺身醤油」で「焼酎」ばい!

甑(こしき)島のいも焼酎「六代目百合」
夕べ、中洲の小料理屋で呑んだ焼酎である。

醸造元の塩田酒造であるが、鹿児島県本土西側40kmに浮か
ぶ甑列島の北端部に位置した里村にある。

創業は江戸時代(天保)時代にさかのぼり、今の蔵元の塩田
将史氏は6代目。現在主流の甘ったるいだけの焼酎とは違い、
口当たりの軽快さを持つ。

しっかりと原料の個性・特徴を残し、「これぞいも焼酎」という
ものを醸し出すために原酒状態での過度な濾過などはせず製々
熟成中にタンクの表面に浮く油成分だけをネルの布により出荷
するまで毎日すくいとり、焼酎との対話によって出荷時期を決
めるという。真にレアな焼酎なのである!!

当然、九州の醤油との相性は抜群である。

ところで、「六代目百合」という名の由来は、甑島特産の「鹿の
子百合」と百合(ひゃくごう)つまり一斗樽一本を単位として
製造していること。そして、現社長の「6代目」を重ね合わせた
ものらしい。