濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

風雪流れ旅

2014年04月09日 | ひとりごと・・

北海道が生んだ大スター!北島三郎御大の代表曲
津軽三味線の名手、故高橋竹山の生涯をもとにした作品である

竹山は、3歳の時に麻疹(ましん:ハシカ)をこじらせて半失明
その後、近所の盲目の門付芸人から三味線と唄を習い、17歳頃から東北北部・北海道を
門付けしながら巡業したという

双子の演歌歌手として一世風靡した「こまどり姉妹」
姉妹も、歌幼くして門付で家族を支えたという

姉妹は、道東の厚岸で炭鉱労働者をしている父親の双子として生まれた
家族は、その後樺太へと移り住んだが、戦後、極貧生活の中、道内の炭坑町を転々とし、
札幌郊外の「銭函」でついに家賃が払えなくなり一家で夜逃げをする

その後、釧路郊外の大楽毛に移り住む
姉妹は、家族を支える日銭を稼ぐため、此処を拠点に「門付」を始めた・・・

ちなみに、門付(かどづけ)とは、大道芸の一種。他人の家の門口に立ち、自分の芸を
披露、金品を受け取る「芸能の総称」であり、昭和20年代ごろまでこうした「門付」は
珍しいものではなかったらしい

さて、
御大の「風雪流れ旅」の歌詞には、竹山が巡業した東北地方の「津軽・八戸・大湊」、
また、2番と3番の歌詞には、北海道の「小樽・函館・苫小牧・留萌・滝川・稚内」が
歌われている

昨日(8日)、オイラは、朝の8時過ぎに苫小牧の秘密基地を出発、滝川を経由して
昼前、留萌に到着。それから、映画やドラマの舞台として有名な増毛で昼食

そのまま日本海の海岸線に沿って南下、小樽の「南樽市場」で夕食用のステーキを買い、
小腹が空いたので近くの蒲鉾専門店「かま栄」に立ち寄り“ファーストフード感覚”で
“実食!!”

そこから苫小牧の秘密基地までは千歳を経由、高速道路で帰還するのが一番早いのだが・・・
天気があまりにも良かったので、迷わず一般道を選択!札幌の奥座敷「定山渓」を経由、
久しぶりに支笏湖を見ながら戻ることにした

その道中、さすがに道路には積雪はないものの、両サイドは雪の壁
山奥のダムは凍結、水面も雪に埋もれたまま・・・4月だというのに

しかし、青空のもと、このアンバランスさがいい!
道民のみなさんにとっては当たり前の景色かもしれないが、オイラにはたまらくいいっ!
さらに、苫小牧郊外に到着することには日没を迎え「夕日に染まる支笏湖」が見れた!

全行程約10時間、走行距離は約500㎞強!!
まさに「風雪流れ旅」のような一日であった
ただし、オイラの場合、行く先々で「門付」はせず、マーキングをしてきた!

そんなわけで、本日は足腰が痛く、予定していた札幌出張を急きょ取りやめた・・・


北のKUNIから

2014年04月09日 | ひとりごと・・

「今日の北海道、全道的に春めいて暖かい一日です・・・」

と、朝から地元ニュースや天気予報で繰り返し話している
しかし、オイラの秘密基地がある「苫小牧」、その割にはイマイチ気温も上がらず、
そこそこ風も吹いている。そのせいか、体感的には真冬並みの“寒さ”

また、今日のトップニュースといえば、北海道南部の「せたな町」のクマ騒動
「今月4日、女性がクマに襲われた事件、地元では、ハンター約20人に加え、
上空から北海道の防災ヘリが加わり、襲ったクマを捜索中で~す!!」

世界的も注目を浴びている「STAP細胞問題」なんかどうでもいい!
それより、道民にとっては「クマ」の動向がなによりも気になる

さて、ヒグマは別としても、北海道で生活していると、日常のなかで「ごく自然に」
野生動物と遭遇する機会が多くある

なかでも「蝦夷シカ」は繁殖能力も半端じゃなく、かなり高い確率で遭遇する
キタキツネ、タヌキなど、郊外はもちろん、市街地でもよく見かける
この画像のキタキツネ、昨日、小樽郊外で撮影したもの
※ディープの次にキタキツネとは・・・競馬ファンには申し訳ない!

奴は、車道のど真ん中で休憩中だった。よほど人に慣れているのか、車が近づいても
逃げようとしない。もしかすると、近くにスキー場があるので、訪れた内地(本州)の
スキーヤーが珍しさもあり餌を与えてしまったんだろう・・・

北海道の有名な観光地ではよくある光景
人が与える“餌”に味を占めたキタキツネがウロウロしてる
奴らは、悲しそうな眼をして人に人間に近づいては餌をもらって生きている

こうした野生動物と人との距離感にズレが生じるとやっかいな問題になる
世界遺産の知床ではヒグマ、日光ではニホンザルなど・・・
くれぐれも、「野生動物にはエサを与えてはいけない!」

ドラマ「北の国から」のように、キツネをみて可愛さのあまり「ルールールーッ!」など、
けして呼び寄せてはいけない!近づいてきたら追い払うことをお勧めする

道民の多くは、キタキツネには、寄生虫の“エキノコックス”なる寄生虫がいて、
その虫卵が人間に摂取されると、最悪の場合、死に至る可能性もあることを知っている
だから、けして「呼ばない」し、「近づかない」

これって道民の常識。子供のころから厳しくそう教育されている

今日からブログタイトルを変更、「北のKUNIから」に改めた
たまに覘いてくれるとありがたい
2014.4.9