北海道が生んだ大スター!北島三郎御大の代表曲
津軽三味線の名手、故高橋竹山の生涯をもとにした作品である
竹山は、3歳の時に麻疹(ましん:ハシカ)をこじらせて半失明
その後、近所の盲目の門付芸人から三味線と唄を習い、17歳頃から東北北部・北海道を
門付けしながら巡業したという
双子の演歌歌手として一世風靡した「こまどり姉妹」
姉妹も、歌幼くして門付で家族を支えたという
姉妹は、道東の厚岸で炭鉱労働者をしている父親の双子として生まれた
家族は、その後樺太へと移り住んだが、戦後、極貧生活の中、道内の炭坑町を転々とし、
札幌郊外の「銭函」でついに家賃が払えなくなり一家で夜逃げをする
その後、釧路郊外の大楽毛に移り住む
姉妹は、家族を支える日銭を稼ぐため、此処を拠点に「門付」を始めた・・・
ちなみに、門付(かどづけ)とは、大道芸の一種。他人の家の門口に立ち、自分の芸を
披露、金品を受け取る「芸能の総称」であり、昭和20年代ごろまでこうした「門付」は
珍しいものではなかったらしい
さて、
御大の「風雪流れ旅」の歌詞には、竹山が巡業した東北地方の「津軽・八戸・大湊」、
また、2番と3番の歌詞には、北海道の「小樽・函館・苫小牧・留萌・滝川・稚内」が
歌われている
昨日(8日)、オイラは、朝の8時過ぎに苫小牧の秘密基地を出発、滝川を経由して
昼前、留萌に到着。それから、映画やドラマの舞台として有名な増毛で昼食
そのまま日本海の海岸線に沿って南下、小樽の「南樽市場」で夕食用のステーキを買い、
小腹が空いたので近くの蒲鉾専門店「かま栄」に立ち寄り“ファーストフード感覚”で
“実食!!”
そこから苫小牧の秘密基地までは千歳を経由、高速道路で帰還するのが一番早いのだが・・・
天気があまりにも良かったので、迷わず一般道を選択!札幌の奥座敷「定山渓」を経由、
久しぶりに支笏湖を見ながら戻ることにした
その道中、さすがに道路には積雪はないものの、両サイドは雪の壁
山奥のダムは凍結、水面も雪に埋もれたまま・・・4月だというのに
しかし、青空のもと、このアンバランスさがいい!
道民のみなさんにとっては当たり前の景色かもしれないが、オイラにはたまらくいいっ!
さらに、苫小牧郊外に到着することには日没を迎え「夕日に染まる支笏湖」が見れた!
全行程約10時間、走行距離は約500㎞強!!
まさに「風雪流れ旅」のような一日であった
ただし、オイラの場合、行く先々で「門付」はせず、マーキングをしてきた!
そんなわけで、本日は足腰が痛く、予定していた札幌出張を急きょ取りやめた・・・