濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

静寂に包まれた支笏湖

2014年04月10日 | ひとりごと・・

苫小牧市内から車で約30分
支笏湖は、4万年ほど前に形成された支笏カルデラに水が溜まったカルデラ湖

遠くに見える山、手前は「風不死岳(ふっぷしだけ)」、その奥には「樽前山(たるまえさん)」
樽前山は苫小牧の製紙工場の煙突とともに、市民のランドマークだ!

日没直前の支笏湖。その日、風もな、車の通りも少ない。支笏湖は静寂に包まれていた
しかし、これだけ素晴らしい景色にも関わらず、足元には空き缶をはじめとする「ゴミ」
また、振り返れば、側溝にも空っぽのコンビニ弁当など、沢山のゴミが溢れていた

誰が棄てるんだろうか?
なぜ捨てるんだろうか?

これだけの景色を満喫しながら「ポイ捨て」する奴ら・・・許せねエ~~
某国だったらその場で処刑かもしれない
いや、我が国も、「ポイ捨て」に関しては“極刑”若しくは、厳しい処罰を科するべきだ!

子供は親(大人)の背中を見て育つ
子供はすぐに真似をするし、そういう子供はそのまま大人になっちゃうんだから
だからこそ、常日頃から、自分の行動には責任をもたなくちゃ!ねっ!!


オイラ、怒ってるんだよ!

2014年04月10日 | 北海道

今日の苫小牧は昨夜からの冷たい雨が降り続き、外にでると一瞬にして冷気に包まれる
それでも、北海道は広いもんで、太平洋側は比較的“温暖”であるが、場所によっては、
現在も「雪」が降っている地域もあり、春はまだまだ遠い・・といった感がある

さて、オイラのホームグラウンドは横浜、自宅は中区内にある
中区には、山下公園、中華街、元町、そして、山手地区には、外国人墓地をはじめ、
港が見える丘公園など、横浜を代表する観光スポットでもある

また、区内には、JR根岸線関内駅・石川町駅、そして、山手駅などがあり、なかでも
石川町の「北口」は中華街と山下公園、また、「南口」は元町・山手界隈への玄関口だ
そのため。週末ともなれば電車が到着するたびに大勢の人が駅から溢れ出てくる

しかし、ついこの前まで、石川町駅の西側(中華街とは反対側)、通称「寿町地区」に
向かう人は殆どなく、東側の中華街方向は「陽」、そして、寿町方向は「陰」、と、
JRの高架橋を境にまったく両極端な世界が広がっていた

寿地区には、通称「アンコ(日雇労働者)」のための「ドヤ(簡易宿)」が100軒以上も
立ち並び、東京都の山谷、大阪市のあいりん地区(釜ヶ崎)と並ぶ三大「ドヤ街」だ

この界隈、米軍の接収が解除されて以降、大きく治安が乱れ、放火や乱闘騒ぎ、また、
麻薬売買、賭博、売春、売血事件など、なんでもありの無法地帯だった。オイラの場合、
仮に寿町を経由したほうが近道だったとしても“絶対に寿町を通らず”大回りしてでも
其処には関わりを持たないようにしてきた

ところが、どうしても通らざるを得ない状況があり、やむを得ず地区に足を踏み入れると、
其処での光景は信じられないものばかりだった・・・

地区には、金がなく、ドヤにも宿泊できない路上生活者が沢山いた
仕事にあぶれ、昼間っから、路上で酒を酌み交わしている連中
全身もんもん(刺青)の若い衆が裸で歩いていたり・・・

まだ路肩で寝ているのはいいけど、酔って道路のど真ん中で「大の字」で寝ている輩
もっと酷いのは、寒くなると、廃材を集め、それも道路のど真ん中で焚火をする連中

其処へ、普段見慣れない奴が入り込むと、まるで獲物でも狙っているかのような鋭い
視線が矢継ぎ早に次から次へと飛び込んでくる。また、「寿地区を車で通るな!なぜなら、
“当たり屋”がいて、大金を巻き上げられた」というような「都市伝説」も多く存在した

しかし、あの当時の喧騒がウソのように地区全体が変わりつつある
まずその始まりは不法占拠されていた空き地の「ルンペンハウス(掘立小屋)」の撤去

空き地(植込み)には、二度と人が立ち入らないよう金網で覆ったり、樹木を植えたりと、
市(区)が対策を講じている。さらに、こういった対策により、不法占拠はもとより、
街から不法投棄をはじめとするゴミの山も消えつつある

次に、日本人の「プータロウ(住民登録していない連中)」が徐々に姿を消したこと
高齢化が進み、さらに、昔ほど仕事(港湾・土建など)がなくなり、代わって安い賃金で
働く「出稼ぎ外国人労働者」が増えてきたこと

これにより、「寿地区」には、最低限の「安全」や「秩序」といった人が生活するうえで
最低限必要な環境が整備されつつある。とはいえ、他の地区とは比べものにもならない程、
まだまだ“ハマのダークな世界”が存在している・・・

さて、落語でいえば「まくら」、かっこよくいえば「序章」!?なんちゃって!!
いづれにしても「前書き(能書き)」が長くなったが、これからが「本題」だ
諦めず、最後までお付き合い願いたい・・・

昨日、テレビをつければ、
「不勉強、不注意、情けない」
といった“言い訳”を繰り返す女性研究者の映像ばかり

冗談じゃねエ~や、年齢や経験なんてものは関係ない
大袈裟に言えば、仮にも、人類の将来・未来に大きな影響を与える重要な研究なわけで、
なにがあろうと「不勉強、不注意、情けない」で済まないだろう!!

オイラ、怒ってるんだよ!

さらに、以前、北海道の「運転マナーの悪さ(歩行者も!)」を書いたが、
春が近づくにつれ、あることに気が付いた

それは、北海道では、雪解けとともに道路の脇に、空き缶、ゴミが散乱していること
特に、空き缶、ペットボトルやレジ袋に入れられた弁当の空き箱、さらには、新聞や雑誌、
ダイレクトメールにチラシなどの紙類、もっと酷いのは廃車された自動車まで・・・

普通、雪解けとともに山菜や野草が顔をだす・・はずだ
しかし、出てくるのはゴミばかり・・・

そういえば、茶髪のギャルがくわえ煙草で片手運転、もう片方の手には缶ジュース
しかも、飲み干した空き缶は路肩に「ポイ捨て」した瞬間を何回も目撃している

煙草もそうだ。車の窓から伸びた腕、その先には煙草が・・・
吸い終えると火がついたまま車外に「ポイ」

かと思えば、車内でモノを食べている人も都会と比べると多い
車内と言っても運転中、ついこのまえ、運転しながら弁当を食べていた主婦を目撃、
もちろん箸を使いながら。「嘘だろう!」と、二度見した・・・
弁当を食べながらの運転。運転中の携帯よりタチが悪い

さて、「ポイ捨て」と軽い言葉で表現される傾向があるが、火災や漂流・漂着ごみ、また、
野生動物が誤飲するなど、大きな社会問題の要因ともなっている
なにより、北海道では、雪解け後の「ごみの回収と清掃」に莫大な血税を注いでいる

去年、作家・村上春樹さんが文藝春秋で発表した短編小説の「ドライブ・マイ・カー」
この小説では、読者に誤解させる表現があったとして、北海道・中頓別町の議員先生が
村上氏に抗議した

問題となったのは、中頓別町出身の女性運転手がたばこをポイ捨てし、主人公が「たぶん
中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と思う場面

文中では、「小さく短く息をつき、火のついた煙草をそのまま窓の外に弾いて捨てた。
たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう。」とある

これについて村上氏は、
「中頓別町という名前の響きが昔から好きで、今回小説の中で使うことになった。
これ以上の迷惑をかけないよう、単行本にする時には別の名前に変える。」とした

村上先生、中頓別に限らず、全道で「ポイ捨て」は普通に行われますよ!!!

広大な面積、そこに雪がふればゴミも見えなくなる。県民性として性格はおおらか
そのため「小さなことにはこだわらない」人が多い

モラルとは「道徳」とか「倫理」のこと。マナーとは「礼儀」、「礼儀作法」をいうが、
あまりにも「おおらか過ぎて」、モラルとかマナーを気にしてちゃ“凍死”しちゃう!

北海道では、そんな甘い考えをもった連中が現在も増殖中・・・・
本当に先が思いやられる

自然に溢れた「北海道」を訪れる観光客は多い。また、近年は東南アジアからの外国人
観光客も増加傾向にあり、これもまた大きな収入源となっている

しかし、来てみたら、路肩や中央分離帯は「ゴミの山」
これじゃ本当の「お・も・て・な・し」などできるはずがないべさ・・・んっ!?

オイラ、怒ってるんだよ!