濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

二の酉は17日!

2015年11月10日 | ひとりごと・・

ハロウィンとは異なり、日本古来からの冬の風物詩といえば、
地下鉄「伊勢佐木長者町」にほど近い、横浜市南区真金町(まがねちょう)にある
金刀比羅大鷲神社の「酉(とり)の市」だ

先日(5日)、盛大に「一の酉」が行われた
多くの露天商が並ぶ。開運や商売繁盛のお守りとして福をかきこむといわれる「熊手」、
熊手は年々大きなものに換えるのが良いとされている

この熊手のサイズはさまざまで、小さいものでは3寸(約9cm)からある
大きいものでは、尺8といい約3.24メートルにも達する
ちなみに、値段は3寸で3千円、尺8は15万円前後というのがだいたいの相場



前にも書いたが、縁起物はけして値切ってはいけない
しかし、極まれに、店のご厚意で値下げをしてくれる場合もある
例えば15万円の尺8が10万円でどうぞ!となる

と、その場合、客は差額の5万円を“ご祝儀”として店に置いてくるのが粋とされる
こうした江戸っ子気質の「粋な人」ってーのもいなくなった。もはや絶滅危惧種・・



この酉の市、元来陰暦の11月に行われていたが、現在では陽暦11月の「酉の日」に
今年の酉の市は、一の酉が11月5日、二の酉が17日、三の酉が29日の合計3回
これが終われば“師走”もうじき新しい年を迎える!来年の干支は申(サル)だ!!

2016年は「災いも“サル”」
しかし、サルも人間も温泉に入る姿ってーのはよく似てるよね!!
まったりと、自分だけの恍惚の世界!
よく温泉でみかけるオヤジの姿・・・・

冬が始まるころ

2015年11月10日 | ひとりごと・・

昨日は季節外れの陽気、東京では9月下旬の気温まで上昇!した
暑くなったり、寒くなったり、体調を維持するのが大変!

さて、暦のうえでは「立冬(11月8日)」が過ぎ、72候では、
山茶始開(つばきはじめてひらく)という時期

冬枯れの景色の中で、濃いピンク色の山茶花(サザンカ)の花は、
よりいっそう目立ちながら、綺麗に咲き誇る

先週末、1年ぶりに熱海でゴルフをしてきた
この間、一度も練習することなくいきなりの“本番”だ!
もちろん、結果は散々・・・

他のメンバーは、悠々と緑の絨毯のなかを進んでいく
しかし、オイラは林のなか、若しくはラフばかり・・・
枯葉のなかに沈んだボールを探すのに一苦労!!!



ゴルフ場から見える駿河湾、そして、開花した山茶花・・・
そんな余裕もなく、ひたすら打っては走り・・・

そして、残ったのは筋肉痛だけ!
その筋肉痛はプレー当日に発症!それだけが唯一の救い!?

さて、山茶花(さざんか)と椿の違いについて
山茶花もツバキ科に属しており、なかなかその見分けがつかいない

しかし、簡単に見分ける方法がある
先ずは開花時期、山茶花は秋~冬に花を咲かせ、椿は初春に花が咲く

一番の違いはその散り方
山茶花は、花びらがバラバラに落ち、椿は花ごと落ちる



もし花で見分けがつかなきゃ「葉」で見分ける方法がある
ツバキの葉にはギザギザがなく、山茶花にはギザギザが目立つ!

この時期、色鮮やかに咲いているのは山茶花(さざんか)のはず
年が変われば椿も咲きだす

さて、立冬とは、その名の通り冬が始まるころ
木々の葉は落ち、木枯らしが吹き、早いところでは初雪の便りも
季節外れの暖かさに惑わされることなく、冬の準備をしなくちゃ!

本当はかなり恐ろしいハロウィン

2015年11月10日 | ひとりごと・・

渋谷のスクランブル交差点には、DJポリスまで登場した今年のハロウィン!
仮装なのか、コスプレなのか、それとも変装!?なのか・・・
日本独自の怪しい文化が定着しようとしている

さて、仮装して繁華街で大騒ぎするのは日本だけだ!
その起源は数千年前の古代ケルト民族の祭りまで遡るという

古代ケルト民族は、1年の終わりを10月31日と定めていた
その夜、死者の霊は親族などを訪れては悪さを繰り返した
子どもたちを誘拐したり、また、作物や家畜に害を加えたりと・・・

そのため、1年に1度、ケルト人は、死の神様に生贄を捧げた
それが1年の終わりの日である10月31日だ
毎年、処女の少女が生贄として命を奪われていた・・・

また、10月31日には、様々な幽霊や悪魔と悪霊たちが訪ねてくる
だから、ケルト人は、その幽霊と悪霊を欺くために、色んな工夫をする
正月にやってくる男鹿半島の“なまはげ”にも似た風習だ

人々は家の中の火を消して、いかにも人が住んでいない家に見せかける
さらには、動物の皮を被ったり、または幽霊が逃げるような怖い衣装や
仮面を被ったりして悪霊を欺く。これがハロウィンの原点だ

確かに、日本でも悪魔の衣装や血糊を塗った若い連中で溢れていたが、
ケルト人は本気でこうした悪霊対策をしていたという

さて、日本で言えば「大晦日」にあたるのがハロウィン
Halloweenとは、万聖節(11月1日)の前夜祭であり、本来は、
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りなのである

その語源は、Hallow(神聖な)+Evening(夜)
万聖節はAll Hallow'sと言う。つまり、その前日である事からAll Hallow's Eve

それがHallow E'enとなり、さらに短縮されてHalloweenと呼ばれるようになった
これってかなり有名な話!!

しかし、なぜ?日本でもハロウィンが流行りだしたのか?
その仕掛け人は「原宿キディランド」
日本で初めてハロウィンパレードを企画したのが彼らだ!

いまでは、芸能人をはじめ、海外セレブもこぞって仮装に興じる
本来は「神聖な夜」、しかし、その数千年後、ハロウィンは、
「迷惑な夜」と化してしまった

悪霊を退治するのが目的ではなく、市民に迷惑をかけるというまさに本末転倒!!
すでに街からはハロウィンの飾りも消え、クリスマス一色に・・・