濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

なでおかめ

2016年03月14日 | ひとりごと・・

とにかく寒い!
朝からの冷たい雨、勢いそのままに、一向にやむ気配がない
昨日も寒かったけど、今日の冷え込みは一段と厳しい

昨日は大将の3回忌追善法要のため、酉の寺として有名な長國寺へでかけてきた
長國寺は、浅草の“おとりさま”こと鷲(おおとり)神社と並んで酉の市発祥の地であり、
先に鷲神社に参拝、神社の境内を横切るようにして法要が行われる長國寺へ

さて、前から気にはなっていたが、鷲神社の社殿には、賽銭箱の上に大きな木彫りの
「おかめ」の面が置かれている。また、長國寺の大熊手。ここにも「おかめ」がある
おかめのモデルは、天宇津女命(あめのうづめのみこと)と呼ばれる女神さま



あまり知られていないが、いまの日本の繁栄があるのはこの女神様のおかげ!!
天岩戸に御隠れになった天照大御神。おかげですべての世の中は真っ暗闇に・・・
困った神々が相談、天の宇津女命を呼んで踊らせた

すると、興味をもった天照が岩戸を少しだけ開けたところを迎えだしたところ、
再び世の中が明るくなり、平和を取り戻した・・・・
そう!おかめ(天宇津女命)こそが世に光を取り戻した立役者!
ありがたい女神様なのである!!

また、知ってる人も多いと思うが、おかめの別名は“お多福”(=福が多い!)、
ユニークなお顔をしているが、本当にありがたい縁起のいいお方だ
これは現世も変わらない。人物を顔だけで判断しちゃいけないってーことだね

さて、鷲神社の社殿にある「おかめ」は通称「なでおかめ」と呼ばれている
この「なでおかめ」は、なでる箇所により、さまざまな幸運を授けてくれる!!
地元民だけしか知らない、誠にレアなパワースポットなのである



目をなでれば先見の明が、あごから時計回りになでれば、ものごとが丸く収まる
さらに、金運がつくとされる鼻、恋愛が成就するといわれる右の頬・・・
しかし、この話を聞いたのが「お齋(おとき)」の席でのこと

先に知っていれば顔中!全部なでまわしてきたのに!!!
こういうのを“あとの祭り”ってーいうんだね