あいだみつお・・の詩にもでてきたけど“娑婆”ということば
判り易く言えば、受刑者など、外の自由な世界をさしていうことが多い・・・
本来は仏教用語であり、煩悩や苦しみの多いこの現世を意味する
つまり、彼岸でいえば「此岸(しがん)」と同じ意味をもつ
檻のなか、ヤクが切れ、悶絶中の某野球人。報道によると、まもなく娑婆にでてくるという
しかし、彼にとっての娑婆はけして自由の身ではない
さて、これまで書いてきたような様々な要因を経て、江戸時代頃から彼岸に墓参りをする!
こうした風習が起こったと伝えられている
また、昔から、彼岸の時期は気候的にもよい時期であるため、墓参りにかこつけて、
ピクニック感覚と言った娯楽としての側面もあったと考えられる。それはそれでよし!
心から手を合わせる・・・これが大事
ある議会でのこと
3.11に議会場で「黙とう」を行ったそうだ
しかし、そのまえに「けして寝ないように!」と事務局から注意喚起があったという
傍から見れば“難しい顔して黙とうしている風”に見えるが、実は中身がない
見せかけ、上っ面だけのパフォーマンス!じゃねーか!
よその市町村がやっているから、しないよりはやったほうがいい・・・
それだけの理由で黙とうなどしてほしくないね
今回の「彼岸」は宗教的な内容に見えるが、実は、人として生きていくうえで当たり前!
だけど、忙しさにかまけて「何かわすれちゃいませんか?大切なことを!!」
大袈裟にいえば、その起爆剤となれば・・・幸甚です・・・
おしまい