今日は、たぬ吉の組織検査の結果を聞きに病院に出掛けた。
16日にたぬ吉は胃カメラを撮ることになっていた。
血液検査もあるし、たぬ吉一人先に出掛けた。
10時に主治医から結果を聞くことになっていたから、ねこ吉はその時間に間に合うように家を出た。
病院に着いて、検査を終えて待合室にいるはずのたぬ吉がいない。
検査はとっくに終わっているはず・・・。
看護師さんに聞くと、「凄く血圧が上がったので、休んでもらってます。」と言われた。
たぬ吉は血圧が高くなったことはない。
1時間後ぐらいに出てきて、「血圧が200を超えた。食道に炎症があると言われて組織を取られた。」
と言った。
ただでさえ胃カメラが苦しいのに、食道がんの疑いと言われ、組織を取られてびっくりしたのだろう。
ずいぶん遅れて、主治医に検査結果を聞きに診察室に入ったら、「胃カメラは大丈夫でしたが、食道に炎症があるので組織検査をしました。結果は1週間後に聞きに来てください。」と言われた。
胃ガンの手術をして約7年半。前立腺ガンの手術をして2年余り。先日腫瘍マーカーの値が悪くて色々な検査の結果、ホルモン注射の治療を受けている。
いかにガンと共存して生きていくといっても、この上また食道ガンが増えるかも知れないと思うとねこ吉は心中穏やかではなかった。
悶々と過ごした1週間。思いはたぬ吉だって同じだろうけど。
結果、「食道がんではなかった。」と言われた。
ホッとした。
しかし、半年後にもう一度胃カメラを撮ることになった。
逆流性食道炎の薬ももらった。
たぬ吉は、辛い物が好きだ。ラー油、七味唐辛子をすぐかける。
ねこ吉が止めても聞かない。
何でも「大丈夫!」という。
たくさん病気も抱えているし、後期高齢者なんだよ。
ねこ吉も一緒に病院には付き添うけど、老々介護です。
食道に負荷をかけない食事をしないとね。
検査の結果が良くてホッとしたのだろう。ランチをロイヤルホストでオムライスを食べていた。
ランチ後、阪急電車に乗って豊中まで行き、本日お講がある菩提寺に行く。
義父の三十七回忌なので、塔婆をお願いした。
施設にいる愚弟は当然行く気もないし、たぬ吉と二人で済ませた。
お講は人も少なく、住職は東京に出張だって。息子さんが代理。
昔はお講の日は賑やかだったのに、出席する人がどんどん減って今はひっそりしている。
檀家も高齢化して、お講に出てこれなくなる。
かつて参加していた主婦たちも、パートなど仕事を持って出てこれない。
ねこ吉が義母と一緒にお寺に来ていた頃と隔世の感がある。
時代は変わったわ。
4時過ぎに家に帰ってきた。
朝早くから、大きな心配を抱えて出かけ、とりあえず解決したけど、その後豊中まで出かけお講に出た。
いつもお経の時に寝てしまうねこ吉だけど、今日は寝なかった。上等、上等。
疲れたわ。明日はゆっくり起きて、ゆっくり過ごすわ。