昨日、言っていたショルダーバッグのことを書きます。
先ずは出来上がりの写真を・・・。
色はカーキ色のスエード。細かい横縞が入っています。
結構大きな革を1000円で買ったまましまい込んでいたんです。
もう10年以上前だと思います。
毎日うんざりな日々、何か夢中になれるものが欲しかった。
「そうだ!バッグを作ろう。」と思ったんだけど、型紙から作らないといけない。
たぬ吉が定年退職をして、会社から旅行券?をもらって夫婦で6泊8日のフランス旅行に行った。
ギャラリーラファイエットでたぬ吉が買ったサコッシュ風ショルダーバッグ。
何処のブランドでもなく、ビニールコーティングのぺったんこのバッグ。
使い込み過ぎてクタクタで埃にまみれていた。
持ち主も忘れてクローゼットに入れたまま。
これなら、ねこ吉でも型紙起こしも何とか出来ると思ったので・・・。
ミシンは使えないので、ボンドと手縫いです。
若い頃ちょっとだけ習ったレザーカービング。
縫い目の穴をあける道具を持っていた。
黒の革で留め具を作る。
擬宝珠も何故か道具箱に入ってた。
ベランダで木槌でガンガン打って穴をあける。ストレス発散になるけどご近所迷惑です。
午前中に打ちました。根を詰めると肩に来るのでほどほどに・・・。
上蓋を開けたところ。何故ワッペンが貼ってあるのか。
クラウンのワッペンのところには、革に直径1,5㎝の穴が開いていたんです。
あとの2か所は汚れてる。
上蓋にピッタリのワッペンは無かったので、付けることを諦めた。
ベルトをつけるのが一番難しかった。
ベルトはバッグを捨てるときにベルトだけ取っておいたものをそのまま流用。
幾重にも革とベルトが重なって縫うことが不可能。
カシメで留めることにした。道具箱に会ったカシメで留めたらとれてしまった。
長さが足りなかっただと思う。
楽天市場でカシメを探して注文。
昨日、到着。
ベランダでガンガン打ち付けた。間違った所に2か所穴が開いてしまったけど。
上蓋とバッグ本体をくっつけるのが一番難しかった。
裏は、洋裁で使う黒の裏地を使った。
両面テープでつけてあるだけ。その内剥がれるだろう。
その時は、また貼るわ。
作り方を書いた本も無いので、ねこ吉が頭をフル回転して考えた。いつもの途中で気が変わるのが一番危険。
何はともあれ、完成したことが嬉しい。
今日は、たぬ吉の呼吸器科と泌尿器科の検診。家を7時半に出た。
ホルモン注射を打ってお終い。
ランチを食べて三宮へ・・・。
UNIQLOでたぬ吉と解散。
ちょっとバッグを作ることに成功したら、もう一つ作って見たくなる。
確か、元町通の靴屋で革を売っている店があった。
商店街の1丁目から西へ探しながら歩く。
疲れたから風月堂でスイーツ食べようかなぁ・・・。と横目で見ながら通り過ぎた。
靴屋見つけたぁ!
思ったより安い。靴を作った残りの革を置いているらしい。「2階にあるからゆっくり見て。」と言われて2階に上がる。
わぁ~、迷うわ。落ち着いたシルバーの革を見つけて買ってしまった。
普段、終活、終活と騒ぎまわってるくせに、また革を買うなんて・・・。アホ。
「虎は死んだら皮を残す、ねこ吉死んだらゴミ残す。」といつも言ってるんだけど、ねこ吉も死んだら皮を残せそうですわ。