
「ちこちこ小間ごと 山口晃展」を見て、出口からそのままミュージアムショップへ・・・。
ミュージアムショップだけで売られている「菊寿糖」を買う。(桐の箱に入ってる。)
本店で売られているものより小さくて、入場券と一緒にもらった二粒とおなじもの。
ねこ吉は落雁が好き。前から菊寿糖を食べてみたかった。
本店の物よりコンパクトだけど味は同じ。
菊寿糖の右、「琥珀糖」も買った。ちょっとしか入っていないのに高い。
茶色い部分は黒糖の味がする。美味しいわぁ~
二種類のお菓子を買ってミュージアムショップを出た。
せっかく来たのだから、鍵善の四条本店に行こう。

老舗の立派な佇まいに、ちょっと気後れしながら店内に入った。
薄暗い店内に、美しいお菓子が一杯。
あれもこれも欲しいけど、財布と相談も必要かと・・・。
大きな松葉の形のそばぼうろ?
お店の人が、「固いですよ。」といったので1個だけ買った。
麩焼き煎餅にゴマ味の餡を挟んだ最中と、季節の和菓子、桔梗とお月様。
桔梗の中身は白餡、お月様は粒餡です。
ねこ吉は白餡好きなので、桔梗を食べた。本当に品のいい甘さだった。

店の奥にはカフェがあった。
食べたいな、葛切り。今日は我慢、我慢。
その昔、24,5歳の頃、湘南いるかさんと初めて葛切りを食べた。
螺鈿の模様のある漆の桶?の中に、半透明の葛切りが数本泳いでた。
黒蜜につけて食べた。
二人とも初めて食べる不思議な食べ物に、ちょっと笑ったと思う。
ところてんのようだけど、ところてんでもない。
とても、ズルッと音などたてられない雰囲気だった。
確か、当時の値段で800円ぐらいだったと思う。
あまりに高価なので、びっくりしたけど。二人とも独身貴族だったし。
以来、四条通の鍵善の前を通ると、二人で食べた葛切りのことを思い出すのだけど、いつもそのまま通り過ぎる。
今度京都に来たら、鍵善で葛切りを食べようかな。
人生2度目の葛切りだ。冥途の土産にするわ。
追記
5日にモデルナワクチンの2回目接種をした娘は、発熱した時のために2日間仕事を休んでいた。
副反応を心配して、LINEをしても既読がつかない。
心配して電話をすると、毎回寝ぼけてる。
寝てるところを起こされて、超機嫌が悪い。
ああ、高校時代の寝起きが悪い娘に戻っているやんか!
毎朝、喧嘩腰で起こしてた。
帰り道、
「今からお土産持っていくから。」と電話したら、
「来なくていいよ。今度帰ったとき持って帰るから。」
「賞味期限があるから、持っていく。部屋に入らずすぐ帰るから。」
ちょっとブスッとした顔でドアを開けてくれた。
すぐ帰ると言ったけど、上がって冷たいお茶をもらって、副反応の様子を聞いて帰ってきた。
熱は37度ぐらいで腕が痛かったそうだ。
今は行けないので、懐かしく、京都のブログを楽しんでいます。
早く心置きなく旅行したいです。
行きましたねェ、鍵善に。
本当に心置きなく旅行できる日は、いつやってくるんでしょう?
いつでも出かけられるように足腰鍛えておかないといけませんね。