久々のブログ更新となります。 というのも今回GWにシカゴでのアメリカインプラント学会/指導医の認定試験があり、その準備でここ数ヶ月ずっと勉強していました。
しかし、試験範囲が広すぎていくら勉強してもキリがありません。
インプラントは歯がなくなったところにインプラントを入れるだけなのに、なぜそんなに勉強が必要なのか疑問に思われる人も多いと思います。
しかし、見かけよく、機能を長持ちさせる為にはいろいろな知識と技術が必要になります。
外科手術に必要な解剖学、生理学、薬理学にはじまり、インプラントの位置や被せも物を設計するための生体力学、補綴学、それに加えて審美歯科学、残っている歯の歯周病学、矯正歯科学、そして実際の手術手技にいたるそれらすべての総合的な学問がインプラント治療学なのです。
それらを日本で学ぶ環境は、アメリカに比べると、歴史、規模、学問の成熟度においてまだまだ遅れているのが現状です。
その差をうめるべく指導医試験に望みました。上の写真は送られてきた受験票の写真と参考文献を並べながらレポート作製する為に構築したMac達です。
画面が大きいということは格段に作業効率があがります。