歯科治療の中でも材料の変化に伴って治療理論のパラダイムシフトが起きているのが、インプラント、歯列矯正の分野です
3年前にインプラント治療についてはインプラント指導医のためにかなり勉強し、合格したのでいったんインプラントの勉強は置いておいて
今度は最新の矯正治療について勉強するべく毎月東京で開催されていた日本成人矯正歯科学会認定医研修プログラムに参加していました
途中、新型コロナの影響で延期やweb受講などもあり2年3ヶ月かかりましたが、無事終わりました
長かったですが、20年前にに受けた矯正治療のコースと比べ新理論や新材料を色々と学ぶことができました
でも変わらないのは治療のゴールである「良い噛み合わせの獲得」です
いくら虫歯の治療やインプラント治療や歯周病治療のレベルをあげても噛み合わせが悪ければ長期的には安定しません
そのために歯列矯正治療はなくてはならないものです
歯列矯正治療の審美的なことばかりが注目されますが歯を守るために歯列矯正は有効な治療です