前回親知らずとは何か?どうして痛くなるのかお話ししましたが
実は痛みがなくても親知らずは様々な問題を引き起こします
1)歯茎の炎症(智歯周囲炎)を生じさせ、周囲の骨、リンパ節、炎症が広がっていくと敗血症や心臓病のリスクも生じます
2)隣接する歯の虫歯や歯周病を生じさせ、結果として手間の歯も失う可能性があります
3)歯列の乱れを生じさせ、噛み合わせや歯並びが悪くなってくる可能性があります
4)嚢胞や腫瘍を生じさせることもあり、より大きな外科処置が必要になる可能性があります
これらは痛みなく進行することがありますので親知らずがあるかどうか?
また、放置しておいて問題が起きそうかどうか?
歯科医院で定期検診時にチェックしてもらうようにしましょう
次回は親知らずが問題を起こした場合の処置についてお話しします