今週末は所属している愛知学院大学口腔病理学講座の同門会で名古屋でいってきました。
当口腔病理学講座の前田教授は非常に人脈が豊かでいつも同門会の講演会には色々興味深い先生を招待してくれます。
今回は当学院の生化学講座の鈴木準教授による「生物発光を利用した細胞解析技術」についての講演でした。
鈴木先生は東大出身で2008年にノーベル賞をとられた下村先生と同じテーマの研究をされています。
そうです例の発光クラゲの話です。
蛋白質の変化をオワンクラゲなどの発光生物の仕組みを使って観察する研究で、癌細胞に組み込んで手術時に発光させて癌細胞を取り残すこと無く切除するといった話は聞いた方もいるかもしれません。自然界の生き物を使って医学の発達をさせるという話はなかなかロマンのある話で大好きです。