歯が悪くなったり、歯周病になると周囲の骨に炎症が生じます
虫歯や歯周病が全身に悪影響があるのは今までお話ししたとおりですが
ここからは歯を治療したり、抜いた後の話です
身体は細菌感染を防ごうと歯根の周囲の骨を硬化させます
また歯根と骨を繋ぐ歯根膜も感染病巣になります
それらは歯の根の治療をしても抜歯をしても骨に残り続け感染源となります
それを「ボーンキャビティ」と呼びます
「ボーンキャビティ」には毒性があり、心疾患、アレルギー性疾患、慢性関節リウマチ、腎臓疾患)、
自己免疫疾患、喘息など多くの疾患の原因となります
ただ、歯には症状がないことがほとんどです
なので痛くない歯の治療はあまり気が進まないかたが多いと思いますが
歯医者で「抜いた方が良いけどどうしますか?」「痛くないけど治療した方が良いです」と言われた時
「痛みがないのでちょと様子みます」と言っていませんか?
そんな時今の話をちょっと想い出してください
もしかしたら顎の骨に細菌や炎症が残ってしまう可能性があります
「ボーンキャビティ」は健康に気をつけて食事や運動に気を使っているあなたの身体を蝕む可能性があります
痛みのある無しではなく判断できないことも多くあります
かかりつけの歯科医師の先生によくご相談ください