
今回アメリカAAIDからRichard A. Borger先生に来ていただき講演をしていただきました。
Borgner先生はアメリカインプラント学会の試験委員をされており基礎から臨床においても幅広い知識をお持ちです。
その中でも顎の骨がほとんどなくなったしまった患者さんに対しての治療例は圧巻です。
アメリカ本国でも飛行機で通う患者さんが見えるほど卓越した技術をお持ちです。
ただ、患者さんには覚えておいて欲しいのですがレントゲンで見てわかるように顎の骨が数ミリにまで吸収しているのはインプラント治療を行ったからではありません。
逆にインプラント治療を行わなかったことによって顎の骨が萎縮してしまった結果です。
インプラントは顎の骨を削るので怖いと思い入れ歯を使用している患者さんは少なくないと思います。
しかし入れ歯を使用することで顎の骨は年々萎縮していくこともあります。
インプラント治療は顎の骨に直接力を加えることができるため、顎の骨の萎縮を防ぐことができるのです。



