サイトウ歯科 院長ブログ

西宮市門戸厄神駅前「サイトウ歯科」の院長が歯科に関する記事を綴っています www.saitodental.jp

日本支部一期生みごと合格! アメリカインプラント学会2016ニューオリンズ4(最終)

2016-11-18 11:07:18 | インプラント学会

ニューオリンズでの学会も最終になります 

最終日は総会でアソシエイトフェロー(専門医)、フェロー(指導医)の試験に合格した先生の認定式が行われ、午後にはパーティが開催されます。


今回愛知インプラントセンターから見事3人の先生方がアソシエイトフェローを授与され、そのうち二人の先生はアメリカインプラント学会マキシコース日本支部一期生で、

日本のコースからとアソシエイトフェローを取得された初めての先生方となります。

日本先生が海外で活躍することは日本のインプラント治療技術の向上につながります。

ぜひ多くの先生にも頑張ってインターナショナルに活躍していただきたいと思います。

それと今回、大阪で開業されていたフェローの先生が亡くなられ学会でもお悔やみのスライドに提示されていました。

違うグループの先生ですが日本のインプラント技術の向上のため献身的に頑張られていた先生でこの場を借りてご冥福をお祈りいたします。

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インプラント劇場! アメリカインプラント学会2016ニューオリンズ3

2016-11-11 18:16:50 | インプラント学会

前置きが長くなりましたがここからアメリカインプラント学会です 

日本と比べて学会会場は色彩が豊かでアカデミックでありながら堅苦しくない感じで楽しみながら勉強できるといった雰囲気です。

上記の写真はロマリンダ大学で行なわれているインプラントのライブで録画でないところが臨場感があってなかなか興味深く見学することができました。

また会場の中には日本では見たこともないような器具や装置が多く展示されています。

逆に治療器具や治療方法が結果が良好でなくて廃れてなくなっているものもあります。

その両方の意味でこういった生の情報を収集することは必要ですね。

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11月8日はいい歯の日 なぜ歯科のインプラントだけは危険? 

2016-11-09 12:11:56 | 健康・病気

11月8日はいい歯の日です 

NHKでもそれに合わせて報道がありましたがタイトルを見て驚きました。

タイトルは「インプラント治療後3年以上 40%余にあごの骨の病気や炎症」!? またインプラントのネガティブキャンペーンです。

歯周病学会の調査報告ですがにわかには信じがたいデータです。

ちなみに当院では20年以上インプラントが骨に異常がなく機能している患者さんもおられますし、専門医の更新などで学会に提出するすべての症例は3年以上骨に問題がおきいないことが条件です。

歯周病に罹患している患者さんや噛み合わせが悪い患者さん、検診や歯磨きをしない患者さん、など他に問題がある状態でインプラント治療だけを施せば

そうなるかもしれませんがそうでなければこんなに問題は起きるものではありません。

逆にそうであればインプラント以外の治療方法を選択しても壊れてしまう確率は高いでしょう。

また、インプラント治療は腫瘍等で顎の骨を失った患者さんに対して健康保健治療で治療を行うことを厚生労働省が認めています(国のお墨付きの治療方法!)。

それに人工股関節や白内障のレンズなど体に埋め込む機器はすべてインプラントですが歯科のインプラントのみを危険と報道しています。

確かにインプラント治療が向いている患者さんとそうでない患者さんがいますが単にインプラント治療が悪いように報道しているメディアは

インプラント治療が有効な患者さんに対して他の治療法を選ぶことによって起きる不利益についてはどう考えているのでしょう?

現在、日本の歯科治療は先進国よりかなり遅れていますがこのままでは、アジアにおいても歯科治療の発展途上国になってしまいそうで心配です

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ドーナッツは虫歯の元! アメリカインプラント学会2016ニューオリンズ2

2016-11-08 18:10:28 | インプラント学会

ひきづづきニューオリンズの紹介です 

ニューオリンズはメキシコ湾に面しミシシッピー川の河口に位置する港町で今も外輪船でクルーズすることができます。

またかつてのフランス植民地時代の雰囲気を残すフレンチクオーターと呼ばれる地域がありこの季節はハロウィンとブードゥー教のお祭りで、いたるところで仮装した人々を見ることができます。

また2005年にハリケーンカトリーヌによるって陸地の8割が水没するという未曾有の水害を受けたのは有名ですが元々このあたりは湿地帯で水害が昔から多いため

墓地は地下に埋めるのではなく地上に埋葬室を設け、その中に葬る形を取っています。

ちなみに最後のお菓子の写真は1862年よりフレンチクオーターにあるカフェデュモンド(Café du Monde)の名物ベニエで生地を油で揚げたドーナッツのような食べ物で

美味しいのですが小麦に油に砂糖ですから食べ過ぎる虫歯になりそうです。

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ジャズとインプラント アメリカインプラント学会2016ニューオリンズ1

2016-11-04 15:32:47 | インプラント学会

先週末はアメリカインプラント学会のミーティングに参加するためニューオリンズまで行ってきました。

ニューオリンズを訪れるのは初めてで、カトリーヌの影響で大洪水で被災した街でジャズが有名という以外は何も知りませんでした。

実際に行ってみると空港ではいきなり生演奏が聞こえ、さすがにジャズの神様ルイアームストロングの育った音楽の街という雰囲気でした。

街並みは古いですが活気はあり、食事はアメリカらしくボリュームたっぷりのハンバーガーが美味しかったです

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