パンクと釣り

オールドタックルでのバスを中心にした釣行記
ハードコアパンクバンドNERDとCARCASS GRINDERの活動

屋久島 2日目

2010年11月22日 | 
2日目の朝は心配してた通り荒れ気味。雨こそ降っていませんが視界は悪く、強風が吹き、凄く寒い。

そのうち晴れるさと出発。

花之江河までの道はコチラも心配してた通り、朝露で濡れたタラップや丸太橋が滑りやすく注意が必要です。

1時間ほどでルートに戻りいよいよ宮之浦への登山開始。

宮之浦までのルートは時々ロープを頼りに登るような箇所もありますが、おおむね良く整備された歩きやすい登山道でした。

また屋久島は水の心配が要りません。途中に水場がいくつもあり、これがまた美味いのです。軽量化のためにコーヒーセットを持ってこなかったのが悔やまれますが、生でも充分おいしく、沸かしただけでもイケます。


湧き水

アップダウンを繰り返しながら高度を上げていくと始めのピーク栗生岳が見えてきます。しかしここは展望はきかず。


栗生岳への登り

さらに行くとついに九州最高峰・宮之浦岳が見えてきます。しかしココも残念ながら...。


宮之浦岳への登り

そしてついに到着!憧れの宮之浦岳山頂。やったー!


でも数メートル先しか見えません。


一瞬(5秒程)日が射したのでパシャリ

ココから眺める永田岳を楽しみにしていたのですがまったく見えません。

見えないなら登るまでと永田岳を目指します。

永田への道はそれまでの道と違って荒れ気味な上ガスで視界が効かず判りにくかったです。また風がさらに強まり苦労しました。この辺で遭難する人が多いのかなと思いつつ行くと永田岳が見えてきました。



そして宮之浦以上に行きたかった永田岳登頂!


やはり真っ白。

非常に残念でしたが下山開始。しかし下山中にもう一度宮之浦のピークを踏むのでその時天気が良くなることを期待してきた道を引き返します。

しかし再び訪れた宮之浦は変わらず真っ白でした。うーん、残念!

でも目的の宮之浦・永田のピークは踏めたので良しとしましょう。また訪れる言い訳にもなるし。


そして後ろ髪を引かれる思いで宮之浦を離れ栗生岳を下っていると雲が薄くなり日が射してきました。

どうせまた一瞬だろ...と思っていると雲が流され急に辺りが明るくなりました。

雲の中から現れたのは



屋久島の稜線を成す翁岳、安房岳、投石岳!

やっと屋久島奥岳らしい風景を見ることができました。

残念ながら宮之浦、永田はもう見えないところまで来ていたのですが引き返す時間も無くそのまま下山することにしました。

その後はどんどん天気が回復しスバラシイ眺めを堪能することができました。


屋久島の変な岩たち


稜線と空と雲


晴天なり

もうちょっと早く晴れてくれたら...と言いたくなりますが屋久島では雨が降らないだけでもツイている方なので、青空が見れたことを喜ぶことにしましょう。

それに明日は黒味岳が待っています。黒味からは宮之浦・永田の全容が拝めるはず!

再び石塚小屋に戻り、あの可愛くないヤクシカにただいまを言って2日目の山行を無事終了しました。


                    つづく



コメント
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