名作「ナバロンの要塞」の続編。僕はこっちの方が好きだ。監督は、「007/ゴールドフィンガー」「007/死ぬのは奴らだ」のガイ・ハミルトン。ロバート・ショウ、ハリソン・フォードがドイツ軍が渡る橋を破壊しようとする。橋の破壊は無理なので、上流にあるダムを爆破して、激流を起こす計画を立てる。彼らはドイツ軍に見つからずにダムまでたどり着けるのか?ドイツ軍はもうそこまで迫っていた。
銀行強盗をして、警察に追われるピーター・フォンダとスーザン・ジョージ。パトカーを振り切ったかに見えたが、警察はヘリコプターで追跡を始めた。1970年代の若者の「どこへぶつけていいか分からない社会への反抗」。車を乗り換えて、逃げおおせたかに見えたが、車の前に踏切が迫って来て、2人は近づく大陸横断列車に粉々にされる。
監督は「ヘルハウス」のジョン・ハフ。
梅田の映画館で観た。同窓会の前に観たのだが、この映画の主人公・溥儀に感情移入して、僕はボロボロといつ止まるか分からない涙を流していた。何が僕の心に響いたのだろう。
清王朝最後の皇帝で、後に満州国の皇帝になる溥儀。この映画は主に彼が刑務所を出て「平民」として生きる姿に感動したのだ。庭に八輪を出して淡々と魚を焼く。この人の過ごして来た人生を想像した。
同じ時期に公開された「ラストエンペラー」は今ひとつ僕の心に刺さらなかった。