黄色のボディーに橙色の帯を纏って、なんとも派手な8000系2両編成が曳舟駅の5番線から走り出す。
亀戸線は3.4kmを10分毎にシャトルしている。所要は7分だから折り返し時間は3分、のんびりしていられない。
駅を出ると曳舟川通りを跨ぐ。見上げる先にはスカイツリーが聳えている。
短い亀戸線の旅は、下町の家並みの合間からスカイツリーを仰ぎながらの車窓になる。
下町の地上に敷かれた亀戸線は踏切が多い、直線区間のずっと先までシグナリングが点灯している。
鉄路が丸八通りに寄り添い緩やかに左カーブすると東あづま駅、ここで上り下りの電車が行き違う。
反対方向から走ってきたのは、橙色のボディーに黄色の帯、これまたド派手な車両ですね。
東あづま駅と亀戸水神駅の間で北十間川を渡る。遮るものがないこの辺りからのスカイツリーの眺めは良い。
風がない日には、川に映る逆さスカイツリーが楽しめるポイントでもある。
2両編成が徐行しながら急カーブを曲がると終点の亀戸は近い。
レールと車輪がキーンキーンと高い音を響かせて通り過ぎる。モーターから焦げたオイルの匂いがするね。
橙色の帯を纏った黄色の電車は、駅ビルに突き刺さるかのように亀戸駅に執着する。乗車時間は僅かに7分だ。
亀戸は「梅まつり」の季節を迎えている。
亀戸天神社を訪ねる。鳥居の「朱」紅梅の「紅」ツリーの「銀」、色彩と新旧のコラボレーションが良い。
太鼓橋(男橋)を渡ると梅の香りが漂ってきた。白梅が見頃を迎えている。
参拝の列が途切れない本殿前の梅はまだツボミ、梅の周りには合格祈願の絵馬が満開になっているね。
名店「亀戸餃子」を訪ねる。ここはひたすら餃子だけいただく、ビールと餃子は最強の組み合わせだと思う。
オーダーは二皿縛りで、姐さんがタイミングを見て二皿目を重ねてくれる。和がらしを付けるのが亀戸流だ。
三皿めに合わせて “老酒” をいただく。芳醇な香りを愉しみながら、短い短い亀戸線の旅を締めるのだ。
東武鉄道・亀戸線 曳舟〜亀戸 3.4km 完乗
<40年前に街で流れたJ-POP>
言葉にできない / オフコース 1982
私が先日なめ回すように歩いた辺りですね~😉
私はこの界隈に残る大正から昭和に建てられた建築物にすっかり魅了されました、近々再訪する予定です📷
〆は何処でしましょうかね~🍶
古い町並みですから気になる店が並んでいますよね。
ご機嫌な酒場に行き着いたら教えてください。
楽しみにしています。
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