なんとも癒されるイラスト。貴志駅ウルトラ駅長??の三毛猫「たま」だそうだ。
和歌山駅の9番ホームで1日乗車券を購入する際、駅員氏から念を押された。
「駅長の勤務は終了してます。よろしいですか。」猫駅長目当ての乗客が多いらしい。
真っ赤なボディーの "おもちゃ電車"、車内ではガチャガチャでおもちゃを販売している。
水戸岡鋭治氏のデザインの通称「おもでん」は、貴志までの単線をガタゴト往く。
貴志着は17:00過ぎ、「たま」は退勤済み、人気の「たまカフェ」も閉店の準備中。
それでも少なくない乗客が思い思いに楽しんで、折り返しの上り電車を待っている。
途中駅で貴志駅周辺の特産品であるイチゴをモチーフにした "いちご電車" と交換。
人気の「たま駅長」をモチーフにした小さな耳が付いた "たま電車" とも擦れ違った。
他にも鮮やかな赤紫色の "うめ星電車" が和歌山名産の南高梅をアピールしている。
和歌山の夜は雑賀町の「地魚・和食キッチン おぎん」を訪ねた。
白い暖簾に紀州・地魚・地酒と染め抜かれ、軒下には4個の菰樽、期待が膨らむ。
突き出しのホタルイカを肴に、まずは生ビールを一杯。
海南市の平和酒造の "特別純米 カラクチキッド" 、斬新なネーミング通りのキレがある。
名産のしらすを使った "じゃこサラダ"、"地魚の刺身盛合せ"、"タコの唐揚げ" に杯が進む。
世界一統酒造の "南方 純米吟醸 無濾過生原酒" はとろりとしたフルーティーな酒。
肴に選んだ "地鶏の温玉とり団子" はこれまた絶品だ。
お酒をなみなみと注いでくれた "あみちゃん" はこの日がアルバイト最終日。
透明感のある素敵なお嬢さんは4月からは社会人だそうだ。1年生頑張って!
美味しい和歌山の夜は更けて、明日からは紀勢本線で南紀を巡るのだ。
和歌山電鐡・貴志川線 和歌山~貴志 14.3km 完乗
硝子坂 / 高田みづえ 1977