刀 横山祐包
刀 横山祐包
銘に友成五十八代孫と切り添える、江戸後期の備前鍛冶。拳のような綺麗に揃った小互の目丁子を焼くことで知られているが、本作のような腰開き互の目に小湾れを交えたような刃文も焼く。地鉄はこの頃に特徴的な小板目肌で良く詰み、無地風となる。匂出来の刃文は、刃採りをしない研磨であり、ぼうっとして見にくいが、手にしてみると焼刃冴え冴えとしていることが判る、とても綺麗な出来である。
刀 横山祐包
銘に友成五十八代孫と切り添える、江戸後期の備前鍛冶。拳のような綺麗に揃った小互の目丁子を焼くことで知られているが、本作のような腰開き互の目に小湾れを交えたような刃文も焼く。地鉄はこの頃に特徴的な小板目肌で良く詰み、無地風となる。匂出来の刃文は、刃採りをしない研磨であり、ぼうっとして見にくいが、手にしてみると焼刃冴え冴えとしていることが判る、とても綺麗な出来である。