▲秋ドラマ雑感 とても面白かったが色調が最悪!NHK「正義の天秤」
原作は大門剛明の「正義の天秤」、「アイギスの盾」です。
原作は未読ですが、ドラマ化は大成功したと思います。
Jの亀梨くんが、元医者で思うところあって刑事事件専門弁護士に転身した、鷹野和也を演じました。
亀梨くんは、医者でも弁護士でも天才、という稀有な主人公・鷹野和也のイメージをきっちり作り上げ、見事に演じ切りました。
J大好き家人の付き合いで、亀梨くん主演のドラマは今までに何作も視聴しておりますが、今回の「正義の天秤」がダントツに出来が良かったです。
初回から第五話(最終回)まで一話完結で、各話とも筋立てが整いとても面白く視聴できましたが、その中でも第三話が特に面白く、こちらをベスト回とします。
大政絢、竹中直人、中村雅俊の3名は役が軽すぎるように思ったのでミスキャストのように思いました。
キャスティングに若干、不満はありながらもとても面白いドラマに満足なのですが、なんでこんなキッタナイ色調に仕上げるか、これが見る度にイラっとするくらいに不快でした。
制作統括に名前を連ねる岡本幸江(NHK)氏のマイブームなのでしょうか?
久々に芳根京子が良い役をもらったと思ったドラマ「半径5メートル」にも制作統括に岡本幸江(NHK)氏が名前を連ねていて、こちらのドラマも本作同様、ドラマ自体はとても面白かったが、色調が本作同様キッタナイものでした。
色調自体は両作とも同じでしたので、この方(キッタナイ色調)が良い、と岡本幸江(NHK)氏は思っているのでしょうか? 私には全く理解できません。
当作品の初回放映後にこの色調の汚さに関し、NHKに対して電凸しましたが、当然のように最終回まで同じままでした。
今のところほとんど国営であるNHKが制作するドラマは、全ての映像製作者の手本になるような、圧倒的に綺麗な映像で制作してほしい、心の底からそう思います。