葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

難しいそうです

2013年01月22日 | お嬢
算数の宿題をしていたお嬢が言いました。

「あーもーこれ難しいんだよね~」

ほう。
プリントの中身はどうやら繰り上がりのある足し算。
算数は苦手でしたっけ?

「さくらんぼ計算ばっかりでさ~」

さくらんぼ計算

これはつまり、
繰り上がりの足し算をする方法でね、
たとえば「8+3」をするんだったら、

まず3を2と1にわけまして


(多分ここが「さくらんぼ」)

その2と8を足して10にして



残った1を足して11を出すっていう
ママの時代にはなかったんじゃないか?っていう計算方法。
ちなみに8と2を丸で囲んでそばに小さく10って書かなきゃいけないんだって。


これを難しいとはねぇ…
なんて思っていたらお嬢はまだぶつぶつ言っております。

「右と左と何回もあっち行ったりこっち行ったりしなきゃいけないんだもん」


右と左?!

何のことかと思ったら…

「だってさ、右手で数字書いて、丸は左で描いて、また右で数字書いて
 ってもうめんどくさいんだよ~」


・・・・・・・・・・

お嬢は基本的には左利き。
でも「字は右手の方が良いよ」って刷り込んだおかげで字は右で書きます。
数字とかアルファベットも右のようです。
でも、丸で囲んだり線を引いたりするのは左なんだそうです。

ママはごく自然なことを聞いてみましたわよ。

「丸も右手で描いちゃえば?」

「え~~~。
 そしたら丸が歪んだりしちゃうじゃん。そんなのダメだよ」


でた。
ピンポイントな几帳面。


そんなわけで、
お嬢はぶつぶつ言いながらも
右手を左手を駆使して宿題をやり遂げておりました。

無駄に時間だけがかかるさくらんぼ計算。
一年生の間はずっと「やらなきゃいけない」のかな