葦の呟き

お嬢に翻弄される日常と、時折、自作の絵本を綴ります。

す。あるいはもと。

2015年02月10日 | お嬢
先日、「どうして葉っぱは青いのか」って話をお嬢としていた時のこと。
話が葉緑素の話になりました。

まさに、葉っぱの緑の素って書くんだよ。って言ったものの、お嬢はまだ「素」を習ってなくてね、「素直の素、素朴の素、・・・んーーー」と晩御飯の準備中だったこともあってうまく説明できないので、辞書を引いてもらいました。漢字辞典じゃなくて、国語辞典ね。

「す」だか「もと」だか「そ」だかなんだか知らないけど(「ようりょくそ」を調べないところがお嬢らしいと思う)、「素」にたどり着いたお嬢が言いました。

「あー『たかのすじゅー』の「す』ね!」

・・・たかのすじゅー。なんだっけ。だれだっけ。

「ほらあの、ひっぱれる~の、カブトムシの俳句の人」

あぁ!
ちょっと前に音読してたやつだ。

そっかそっか、「高野素十の素」って言えばわかってもらえたわけね。



・・・って、無理!