５日目

３時間ほど寝て起床。
さすがに眠りが深くなってきたけど気合いで起きる。
普段からもこれくらいの生活をすればいいじゃないか
とも思ったりするけど、さすがにつらいか…。

今日は午前の練習を見て帰る予定だったのだが
土日に近い代のOBが来るとの話になって
残ろうかかなり迷ったけど結局予定通り帰った。
さすがに今週の授業を土日でやっておかないと
来週から通常通りの授業に参加できなくなるので。

午前の練習に行ったのだけど
射場に来ていたショップの社長と２時間くらい話しにふけった。
部活のこと、射形のこと、コーチとしてやるべきことなど
かなりたくさん話した。

そこで話したことが頭の中をかけめぐって
帰りの新幹線では整理していくことに精一杯だった。
そのなかで、僕にとって重要だと思ったことは
コーチは補助役ではなく自ら情熱を持って
部員を上に引き上げていく存在であってよい。
というか、そうでなければならないということだ。

その情熱という点では現役時代の主将を
していたときと同じようなところもあるなと感じた。
違うところは指導に重点が置かれているところ。
もっともっと知識と経験をつけていかなければなと思った。

それと同時に耳の痛いこと
真実を厳しく言っていかなくてはならないと思った。
でもだからといってむやみやたらと言えばいいってもんじゃないと思う。

ただ言うだけでは結局のところ反発されてしまって心に届かない。
言っていることを信じて理解しあえる人間関係を作ってから
厳しい言葉を投げかけてわかってもらう必要があると思う。

当面というかそのふたつがずっと今後の課題なんだと思う。
そして家に帰りながらふと思ったことは
今回の合宿で一番火がついたのは自分だなと思った。

それを抜きにしても、たくさん話せたし
いろいろ経験できたし、とっても有意義な時間を過ごすことができた。
帰るときに寂しくなって、ちょっと涙ぐみそうになったくらいだし。
まぁ１週間もすれば、また顔をあわせることになるんだろうけど…。

というわけで今日は少し多めに寝て
明日は勉強やら雑務の整理やらにあてたいと思う。
それにしても楽しい合宿だったな。