最終回近いのだめカンタービレ。ネットのネタバレや
連載誌でラスト2までの話は知っていますが、
単行本最新刊22巻の中で気になったセリフを自分なりに
勝手気ままにアナリーゼしたいと思います。
選んだセリフは、次の3つ。
①天使はオレか by千秋
②違う人と行ってしまったんです byのだめ
③あの子に自分で決めてもらいます。 byヨーダ
まず、
天使はオレか by千秋 から
これは、ミルヒーとのだめのコンチェルトを聴いて
のだめの才能をあらためて感じる千秋のせりフ。
11歳の時に、ヨーロッパからの帰国の際の飛行機事故の
トラウマで大学生になるまで飛行機にも乗れず、
かつ海でおぼれたトラウマも重なって船にも乗れず、
日本からでることができず、夢をあきらめていたところに
大学でのだめという天使?に出会うことで、トラウマを解消でき、
海外で念願の指揮者になった。
でも、実はそれ(日本から出られないこと)は、
幼稚園の先生になって、自由に楽しくピアノを弾いていたい
と思っていたのだめを、もっとすばらしいピアノ、音楽に出会えることに気づかせ
ヨーロッパで、今目の前でピアノを弾かせること、
この舞台に上げさせるため、のだめに音楽のすばらしさを教えたのはオレ様だ。
オレ様を海外に出させてくれたのだめがオレ様の天使だと
思っていたが、のだめにとってはオレ様のほうが天使なんじゃないかと
つぶやいているが、上から目線の考えだ。
たしかに幼稚園の先生をめざしているのだめを
さらに一歩上を目指したいと思わせたのは、千秋と
「いまのままでは千秋といっしょにいられない」という天使(悪魔?)の
ささやきをしたミルヒーだが
ヨーロッパへと導いたのは、ハリセンとヨーダかもしれない。
ミルヒーとのだめのコンチェルトの場で、千秋が思わなければいけなかったことは、
「おれも、のだめとコンチェルトがしたい」
ではなかったかな。
なぜ、のだめが、プロポーズしたのか
なぜ、のだめが、ヨーダのレッスンをさぼってまで、ミルヒーとコンチェルトしているのか
このときの千秋には、まだわからなかったんだね
本当は、天使であるオレ様に飛びついてくると思っていたのが、
のだめに面会を拒否されて、思い悩むオレ様。
それは、単行本1巻前の、千秋とRuiのコンチェルトを聴いたあとの
のだめとシンクロしている。
そして、オレ様は、連載誌最新刊にしてようやく気が付いたようです。
そして、ドラマは、最終回へとつながっていく・・・・いいですねー。