のぶたと南の島生活

写真の許容量オーバーのため他2つのgooblogで更新中!

石の猿

2012-01-19 | 小説
小説ネタを書く機会が無かったので、久々にジェフリー・ディーヴァーのライムシリーズから11月終盤頃に読んだ「石の猿」について・・・
人気シリーズ第4弾の商品内容(下巻)は、
・・・冷酷無比の殺人者“ゴースト”は狡猾な罠をしかけ、密航者たちのみならずライムの仲間の命をも狙う。愛する者たちを守るには、やつに立ち向かうしかない。真摯に敵を追う中国人刑事ソニーの協力も得、ライムはついにゴーストの残した微細証拠物件を発見する―見えざる霧のような殺人者は何者なのか?・・・
というもの。
最後の空港シーンの展開を除くとゴーストの正体も全体的なトリックも読めましたし、ソニーの行く末も途中で分かるような雰囲気でしたね。それでも、面白く読ませてくれる構成力には舌を巻きますが、ますます、全作を読まなければという気分にさせてくれた良作でした。