予算案が衆院を通過し年度内成立が確実になると、いよいよ「麻生降ろし」の動きが表面化してきた。まず、自民党の武部元幹事長が“麻生退陣”要求ののろしを上げると、中川元幹事長がそれに同調する発言をした。自民党の派閥領袖らは「09年度予算成立までは麻生政権を支えるべきだ」とし、また、公明党の太田代表も、「選挙戦は麻生首相で行う」と言っているが、ここに来て石原暢晃さんの動きも気になるところだろう。正面から . . . 本文を読む
先日、アカデミー賞授賞式の様子がテレビで放送されていたが、この一大イベントも昨今の不景気風には勝てず、招待客の数やパーティーの料理など、いろいろな面で規模が縮小されたそうだ。こんなところにまで影響を及ぼしているとは、なんだか寂しくなってくる。が、日本では、オスカーを獲得した「おくりびと」を見ようと映画館に1000人の観客が並んだという。
今回受賞はならなかったが、今年最多の13部門にノミネート . . . 本文を読む
日本っておもしろい国だねえ。トップが外遊で留守の間にも閣僚のお口のファスナーはゆるみっぱなし。麻生さんのお友達の“NASA”は、中川さんがいなくなって“ASA”になったが、まさに麻生さんの“麻”か? 残りの“A”はもちろん安倍さん、“S”は自民党選対副委員長の菅さん、そしてもう一つの“A”が甘利さんである。
しかし、この甘利さんの発言がまた物議をかもしている。現職閣僚としては異例ともいえる「大 . . . 本文を読む
アメリカではオバマ氏が就任1ヶ月で経済対策法案を成立させた。やることが早い、こうでなければ国民の支持は得られないのだ。それに引きかえ日本は? 引退すると決まっている元総理の発言や、酔いどれ大臣の不祥事でてんやわんやの大騒ぎ。この大変な時に政治そっちのけの与野党にはあきれる。もう、“元”のつく総理や辞任した大臣は政界から引退してもらいたい。 ちなみに、現在、存命中の総理経験者といえば、最長老の中曽 . . . 本文を読む
昨年4月、マンションの2部屋隣に住む東城瑠理香さん(23)をわいせつ目的で自室に連れ込み、包丁で刺して殺害した元派遣社員星島貴徳被告(34)に、18日、無期懲役の判決が下った。
検察側は、残虐、冷酷な犯行だとして死刑を求刑。そして、星島被告も死刑求刑まで6回行われた公判中、計4回の公判で自ら死刑を望む発言を繰り返したという。だが、裁判長は「犯行は冷酷だが、殺害方法は執拗ではなく残虐きわまりない . . . 本文を読む
13日の「太田光の私が総理大臣になったら…」、マニフェストは太田光の「国会議員を現在の722人から100人にします」であった。
まずマニフェストを読み上げたところで決を採ると、賛成は11人、その中に民主党の原口議員の顔もあって意外だった。反対は8人、もちろん平沢勝栄、大村秀章、佐藤ゆかりほか与野党議員6人と、金美鈴とケビン(この人、国際コラムニストというけどどうにも得体が知れぬ)の計8人。
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ロシアで2度目のオペラ鑑賞でご満悦の小泉さん、またもや重大発言をした。「定額給付金」などの法案の採決について、3分の2を使って再議決されるようなら本会議を欠席するというのである。一度は賛成しておいて、これでは「あのときは賛成ではなかった」と言った麻生さんと同じようなものではないだろうか。
これで小泉さんに追随する若手が出てきたらどうなる? 大混乱は間違いないだろう。もうこれ以上政治空白を作るよ . . . 本文を読む
またまた麻生内閣の支持率が低下。日テレの調査では9.7%、朝日新聞では14%、一番高い支持率でも共同通信社の前回より1.1%下げて18.1%。この数字は、あの小泉さんの麻生批判が少なからず影響しているだろう。
が、当のご本人の小泉さんはといえば、言いたいことだけ言って周囲の大騒ぎを尻目に、その翌々日の14日にはロシアへ行ってしまった。16日はモスクワ市内観光と、本場のオペラを見てご満悦だったと . . . 本文を読む
とうとう郵政民営化の当事者である小泉さんが口を開いた。それによって永田町は大騒ぎ、各派閥はあたふたと会合を開き、“風が吹けば桶屋が儲かる”で、思わぬ得をしたのは永田町界隈の料亭だ。この爆弾発言には賛否両論があるが、誰もがちょっとスカッとしたのではなかろうか。もし総理大臣にもリコール制度が認められていたなら、とっくの昔にクビになっていただろうから…。
話を蒸し返すようだが、一連の麻生さんの発言 . . . 本文を読む
2月8日の「たかじんのそこまで言って委員会」は面白かったネエ。パネラーはいつものメンバーに、初めての出演者は、江口克彦、高橋洋一、奥野史子のお三方。シンクロメダリストの奥野史子さんはさておいて、江口克彦氏と高橋洋一氏はなかなかの毒舌家で、ずいぶん面白い話を披露してくれた。
江口氏は、自民党を離党した渡辺喜美氏と江田憲司氏が発足させた新たな政策集団に当初から名を連ねていたが、高橋氏も、評論家の屋 . . . 本文を読む