先月の中ごろか、イギリスやアメリカの心理学研究者たちの間で、「金縛り」の正体を解明する研究が始められたという記事を読んだ。
「睡眠麻痺」、いわゆる「金縛り」は、「目を覚まし、意識はあるのに、動くことはできない。胸の上に何か邪悪なものがのしかかっているようだ」という体験をいうらしい。ウィキペディアによれば、『本来は仏教用語であり、その転用である。不動明王が持つ羂索(けんさく)の威力により、敵や賊 . . . 本文を読む
『渚にて』(ON THE BEACH)というタイトルだけを見ると、ラブロマンスを想像するかもしれないが、とんでもない。これは核爆弾の放射能汚染による人類壊滅を描いたSF映画である。この映画は、1957年、オーストラリアに移住したイギリス人小説家ネビル・シュートによって書かれた小説で、1959年に、グレゴリー・ペック主演で映画化された。また、2000年に、『エンド・オブ・ザ・ワールド』という邦題で . . . 本文を読む
民主党中心の新内閣に対する支持率は各新聞社によって多少のばらつきはあるものの、68%から72%と高く、これは歴代内閣支持率第3位だという。
また、新政権への期待度は58.7%と高く、日経ビジネスのウェブサイトで9月17~18日に「閣僚期待度ランキング」の緊急アンケートをしたところ、下記の票のような結果が出たそうである。
「ミスター年金」と呼び声の高かった長妻昭厚労相の1位は、民主党の目玉と . . . 本文を読む
写真は、我が家のベランダから見た秋の空である。天高く…、という表現そのものの青空、何でもない風景だがこうやってみると意外と美しく見える。
いつもこの時期になると、若山牧水の「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」の歌を思い起こす。べつに酒飲みでもないのに、秋になれば、なぜかこの歌が浮かぶのである。独り暮らしの無聊を慰めるには酒が一番、こういうシチュエーションで1人しみじ . . . 本文を読む
6月中ごろ、ショーン・コネリー主演というのに興味を惹かれて録画しておいた『小説家をみつけたら』。なんてことのないストーリーなのだが、観終わって「ああ、よかったなあ」と、なんともいえないおだやかな気分にさせられる映画である。
ニューヨークのブロンクスが舞台。プロのバスケットボール選手を夢見る一方、作家志望でもある黒人の高校生と、40年前にピュリツァー賞に輝いた処女作一冊だけを残して文壇から消えた . . . 本文を読む
9月20日の「たかじんのそこまで言って委員会」、この日の議題は『あなたが選ぶ「日本をダメにした政治家」は誰ですか?』で、なかなかおもしろかった。
司会は、やしきたかじん、読売テレビの辛坊治郎。この辛坊さんが愉快な人で、はっきり物をいうところが好きである。パネラーは、三宅久之、金 美齢、筆坂秀世、桂ざこば、原口一博、勝谷誠彦、宮崎哲弥、山口もえ。原口さんは大臣就任後初めての出演で、議題が議題だけ . . . 本文を読む
このところのメディアはといえば酒井法子の話題ばかり、よほど旨いネタなのだろう。先日の新聞に、「謝罪会見の生中継の視聴率は、全5局の平均視聴率合計が43.3%、全国の視聴者の半数近くが酒井被告の涙あり、微笑みありの謝罪会見に見入っていた計算になる」と書いてあった。
冗談を言ってもらっては困る。みんなが見入っていたなんてとんでもない。こちとらは夕方のFNNスパーニュースを見るつもりでチャンネルを変 . . . 本文を読む
この映画は1989年、ちょうど20年前に製作されたものである。サイトの解説に、「内向的な息子を抱えたS・マーティンとW・スティーンバージェン夫妻、3歳の娘の英才教育にご執心のR・モラニス夫妻、二人の問題児に悩むD・ウィースト、一獲千金を夢見て大人になれないT・ハルス、そして彼らの父親J・ロバーズを含めたアメリカの中流家庭バックマン一族の日々を笑いと哀愁で綴ったハートウォーミングなファミリー・ドラ . . . 本文を読む
2009年9月16日、ついに新政権がスタートした。今朝のわが購読紙の紙面の大半は、鳩山政権発足に関わる記事で埋め尽くされている。1面トップには首相指名された鳩山さんが立ち上がっている写真、その横に新閣僚の顔ぶれが紹介されている。この布陣が万全の体制なのかどうか、今まで野党にいて知名度も低く、全くの未知数の人たちだけによくわからない。
また、記事中には、「年功序列」、「自民党型の“派閥均衡”色が . . . 本文を読む
いよいよ明日、鳩山政権がスタートする。が、組閣人事でモタモタしているようなのがちょっと気に掛かる。先日の3党連立合意に至るまでもそうだが、亀山さんや福島さんの重要閣僚ポストの要求に対して調整に手間取っているらしい。だが、308の単独過半数を有する民主党が、社民・国新両党合わせて10議席の少数政党に、なぜこうまで振り回されるのか、少々苛立ちを覚える。参議院における民主党の議席が単独過半数に至ってい . . . 本文を読む