久しぶりに更新しています。
いったん書くのを休んだ後、いざ書こうと思ったらそのときにはもう書くような気持ちにならなかったりして、そうしているうちにいつの間にか日にちが経過していました。
昨日は神宮球場にカープ対ヤクルトの試合を見に行きました。今年の試合もほぼ終わり、はじめは威勢がよかったものの終わり近くになるといまいちなカープでしたが、せっかくなので応援しようということに。(私たちカープファンです。)シーズンも終わり近くなので人も多いだろうと思っていたのですが、思ったよりもはるかに人が少なく、余裕で席を取ることができました。(一方横浜市内はものすごい人でした。その前に行こうとしていたカップヌードルミュージアム、長蛇の列のためギブアップした後の話でした。)それでもやっぱり応援席はにぎやかですね。しゃもじと傘の激しい対決。はじめはカープが勝っていたのですが、最終結果は傘(ヤクルト)が勝利、にわか雨まで降ったりして傘に味方がきたような感じがしました。残念。それにしても球場にはもういろいろな人たちがいます~極めつけのおっさんもいました。試合開始と同時に酒盛り開始、いつの間にかビールを販売している女子大生に声をかけまくり、酒も進み大声はりあげ見るに堪えない行動をするうえに、挙句の果ては私たちのところにいながらなんと相手チームの味方だったという。。これでは応援もろくにできませんでした。近い席だったので目があっては困ると思い冷や冷やしていたのですが、最後は泥酔したおっさんたちが早めに帰っていきました。なんだか一度に社会の縮図を見たような気が。そう思ったらここで比べるのもおかしいのですがクラシック音楽の客のマナーはできていると思いました。
ちなみに神宮球場の近くに「先端技術館tepia(サイトもくわしいです)」という、面白そうな施設があったので入ってみました。世界をリードしているともいえそうな日本の先端技術を紹介した施設で、さまざまな発明品がたくさん展示してありました。入口には人の声を聴きとって会話したり反応したりするロボット、画像の中から人の顔を見つけ出し、笑顔度を%で瞬時に推定する装置、年齢や性別を推定する装置、専用メガネがなくても3Dの映像が楽しめる液晶やテレビ、電子ペーパーによる読むためのディスプレイ、生徒が紙に書いたことをリアルタイムで画面に表示するオープンノート、介護の支援をしてくれるロボット、オフィスの掃除をしてくれるロボット、鼻から入れることのできる内視鏡、超音波を発信することによって情報を提供するシステム、車のカタログを開くと車が立体的にでてくるシステム、地震が起こると瞬時に家を持ち上げ、地震の揺れを伝えないエアー断震システム、お水やお湯を注ぐだけで煮炊きせずに出来上がるご飯アルファ米、水素と酸素による化学反応によって生じたエネルギーで作り出す燃料電池、家電のリサイクル装置など、最先端の技術を駆使した今後必要になりそうなもの、あったら便利だとおもえそうなものがたくさん展示してありました。地震の揺れを伝えないエアー断震システムのモデルを動かしてみたら、本当に家の下に空気が入って家だけが浮かびあがって、揺れない状態になっていました。このようなことができたらまことに素晴らしいけど本当にできるのだろうか、と思いました。笑顔度を%で推定する装置はがんばって口角を挙げて笑顔を作ったら90%代、そうでなければ30~50%代のように一瞬で推定していました。必死で笑顔を作ろうとしたのに100%にならなくて残念でした。「体操して」と言ったら体操するロボット、「カエルの歌」と言ったらカエルの歌を歌うロボットもありました。二次元(画像)や三次元(立体)を素早く正確に認識し、ときには画面、時には動きでアウトプットすることのできる装置を作る力が優れているように感じました。資源の再利用やエネルギーなどについても、現時点では試用段階でコストなどの課題も残されているだろうとはいえ、将来的に実用化を目指そうとしている製品もみられるように感じました。見るだけではなく触って体験できる楽しい施設で、しかも財団法人機械産業記念事業財団が主催しているからかなんと無料!こんなに充実しているうえに貴重な内容を扱っていながら無料、しかも人も少なくてまことに有難い大穴場施設だと思いました。