今日は居眠りしませんでした。やるべきことがあったのです。手紙です。私が書き物をしだしたら、時間の経過がおそろしいほど早くなるのは明らかだし、このようなことをぎりぎりになってやったら大変だというのも分かっていたのでこの恵みの時間を活かして書くことにしました。実家への手紙のように書き流しでいいわけではなく、また、メールやブログのように、カット&ペーストもできません。こぼした言葉書き足りない言葉も残しながらも、方々に散らばる思考をなんとかまとめあげ(?)無事に書き上げました。それにしても慣れていないことをやるのは大変です。思考が散らばるか、一度に複数の思いがかたまりのようにやってきたりして、時系列の文章にするのに一苦労。筆記用具で書くスピードが思いのスピードについていけていないような気がして、速記ができたらいいのに、と感じました。鉛筆で日記を書いていた時期があったのが信じられないです。パソコンによって自分の思考のあり方がかなり変化しているように感じました。やっぱりなんらかの形で、筆記用具を用いて文字を書くことをしないといけない、とも感じたひとときでした。
ちなみに今日使った筆記用具はパイロットのフリクションという、消せるペンです。後ろ側についているゴムでこするとなんとインクが消せるのです。消せないところにこのようなペンのよさがあったのに、という言葉も聞こえてきそうですが、筆記用具を使うこと自体が少なくなりつつある今日では、このような便利さを伴ったペンの登場も貴重なことのように思えます。