引越し後やっと荷物が片付いたところでお盆がやってきました。今年は主人の実家に帰省することになりました。お盆の帰省は久しぶり、しかも引越し直後だったので少しばたばたしていたと思います。
しかし、帰省とは言えども、今まで通ったことのない道を通るという事で、浮き足だった気分でもありました。新幹線ではなくて、普通電車の線路と同じ線路を通る特急に乗るのです♪幸か不幸か特急とはあまり縁のない所に住んでいたのでこういう機会は貴重です。富山から大阪まで出ているサンダーバードという特急に乗りました。
富山駅にサンダーバードがやってきました。前が角ばっていて威厳のある雰囲気です。沢山の人が乗っていました。京阪神やそれ以西に向かうには貴重な交通網ですものね!
乗車すると新幹線と同じようなニュースを表示する電光掲示板が表示されていました。そして富山駅で購入したスナックを手前の袋の中に。。。富山ご当地のこんぶポテトチップスです。さすが日本一のこんぶ生産高の県だと思います。このポテトチップス、全国チェーンのメーカーではなくて富山県のメーカーで作られています。昆布のアミノ酸のうまみと少ししょっぱさが感じられるご当地らしいスナックでありました。
そして昆布という文字は富山を離れても続きます。こんな建物も見えました!北陸の方は筋金入りの昆布好きのようですm(__)m
twitterで富山に住まれている方に教えていただいたのですがこの写真の施設は福井県敦賀市の昆布博物館だそうです!昆布と言えば北海道だけだと思っていたのですが、北陸の方の昆布への愛情にはただならぬものが感じられました。
そしてお昼になるとやっぱり頂きたくなるご飯もの。まず何と言っても富山名物のこの料理でしょう。
駅で購入しました。笹が置いてありますがもともとは包んであるのですね!鱒がしっかり乗っていてご飯にも味がしっかりついていて、食べごたえがありました。このますのすし、富山市内にいくつか店があります。店によって味が違うと思うので住んでいる間に食べ比べてみたいです。
北陸地方は水田がかなり広がっていました。しかし近畿地方への境目に入ると水田も起伏が生じ始めます。段々畑が沢山見えるようになりました。瑞々しいです。
ちなみに車道の信号機の向きも注目して見ていました。富山県はすべて縦だったような気がしますが石川県のある車道で横に並んでいる信号機を発見しました。しかし縦に並んでいる信号機もたくさんありました。福井県にも縦型の信号機があったような気がします。そして気になる滋賀県、残念ながらあまり見ることができませんでしたが、ちらりと見えた車道には横型の信号機が設置してありました。県というのはあまりにもおおざっぱな分け方ですが、北陸の福井県と近畿の滋賀県との間で信号機の向きが変わるのではないかと踏んでいます。しかし、実態は、県だけではなく、その地域地域にもよるのでしょうけどね(たとえば中国地方のような西日本でも山間部は縦だったかもしれません) 信号機の向きも興味の湧くお話しです。
主人の実家で3日過ごしました。お盆の法要などを済ませ、富山に戻ることになりました。
しかし戻るとはいえ、住んでから10日少ししかたっていないのです。ちょとした旅行に行くような気分でもあります。
主人の実家のあるところから新大阪までは新幹線、新大阪からは再びサンダーバードに乗りましたがこの日は雷雨が激しく全体的にダイヤが乱れていました。このサンダーバードも例外ではなく30分ぐらい遅れてやってきました。
特急は新幹線と違って普通の車両と同じ線路を走るのですね、乗ってみて改めてそれを実感しました。信号があると止まったりするのでした。
しかもこの日は風雨がひどく、正常なダイヤでの運転自体難しい状態。京都あたりから雨がますますひどくなり、琵琶湖が見える美しいと思えるところで停止。そして待機。かなり待ったような気がしました。湖西線というところに入ったところのようです。雨や雪がひどいときにはときどき止まる湖西線。気候には要注意ですよね。時間もどんどん経過するし、1時間以上遅れるのは覚悟していましたが、車内泊ということだけにはならないでほしいと思っていました。そうしたら打ち合わせがあったのでしょうか、しばらくして徐行運転、そして大丈夫だと思ったところで普通の速度で走りだしました。空はすっかり真っ暗、景色は残念ながら見ることはできませんでした。 (帰りも信号機をしっかり見ようと思っていたのですが当然ながら無理でした )
約2時間遅れの後富山駅に到着。静かでした。改札口の前には、このようなポスターが飾ってありました。「富山で休もう」と書かれていて美しい立山連峰が写っていました。富山県は全国から見たら、休める県なのかもしれませんね。この景色は鰤で有名な氷見市から撮影したものだそうです。それはいいのですが、左手前にあるものはなんでしょう・・・・。
まさか、このお寿司と一緒のものを、どこかで見たような気がします。一貫20㎝、下駄の長さは1mぐらいあったし。。。
じゃ~ん!
無事に自宅に戻れたとともに、ほっとできなかったらどうしようという懸念もあったのですがほっとすることもできたので、よかったです。
これから生活スタイルも通常のペースに戻していきたいです。