ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

古代のパン

2014-09-23 08:56:19 | ある日の日記

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ジャ~ン、すごいでしょ? 手作りの天然酵母パン。 うちでは、これを「松田さんちのパン」と呼んでいます(おじさんも、パン作りがうまくなったもんだなあ・・・)。昨日、頂いたのですが、写真にとる前、がまんできずに、端っこを切り取って食べてしまいました。 トースターでちょっと焼いて、バターを塗ると、かりかりした表面が、バターの香りとあいまって、素晴らしく美味しいのです。う~ん、幸せ

ヨーロッパの街角に売られていそうな、がっしりした骨太のパン。確か、こういうのを、「パン・ド・カンパーニュ」とかいうんでしたっけ・・・。上に畝状にひかれたくぼみ、振りかけられた小麦粉も繊細に仕上がっていて、見れば見るほどうっとりしてしまうほど。下に敷いたオリーブの樹でできたまな板ともベストマッチンング!

目にすると、ヨーロッパの石畳の道やその角に建っているブーランジェリーを思い起こさせるパンなのでありますが、もうひとつ、古代をも連想させるのです。古代エジプトとかオリエントで、人々が天然酵母から作りだして、泥煉瓦のかまどで焼いたパン・・・それも、古代の平原を思わせる香りがして、かすかに酸っぱい酸味が舌に感じられたのではないでしょうか?

今度は、ジャムを塗って食べてみませう。

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