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平田川
【都市化と水辺の未来は?】
源泉は野田山の芹川付近から彦根市を流
れる琵琶湖に注ぐ平田川。一級河川の起
点は彦根市大堀町の河原端。彦根市南郊
を北西流し、中薮町で琵琶湖東岸へと注
ぐ。河口部で芹川と背割堤で右岸を接す
る。途中、大藪郵便局付近を源泉とする
北川と併走する。北川は大藪の神明神社
横から琵琶湖に注ぐ。
北川
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背割堤
二河川が平行して流れる場合または合流
分流するとき、二河川の間にある堤防で、
合流点を下流へ移し、水位差による影響
を軽減させるもの。
一級水系
一級水系とは、「国土保全上または国民
経済上特に重要として指定した水系」と
河川法に定められた水系である。国土交
通省政令「河川法第四条第一項の水系を
指定する政令」に基づき全国で 109水系
が指定されている。また、一級水系とは
「一級河川が係わる水系」を便宜上単純
化した略語。一級河川は慣用呼称。
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中薮の背割堤当たりに来ると親水性を考
慮した設計によりなんとか近寄れるが、
途中までは無機質な三面バリ風景が続く。
平田は彦根にあって40年ほど前から急
な市街化が進展し、景観・風紀という側
面は遅れがちになった(ある意味、良好
な保守文化が醸成されていると、「食う
てチョンの生活」を強いられても紊乱・
風化は抑えられる)。今後どの様に「親
水景観」をつくりうるのか住民の創意が
問われる(ある種の条例化→規制と予算
の担保)。
平田川
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大薮町 神明神社
神明神社
祭神:天照皇大神、境内社、本殿:一間
社流造正面千鳥破風軒唐破風付、神紋:
左三ツ巴、鎮座地:彦根市大薮町、由緒
:社伝に、永正八年の勧請、武田某皇大
神宮を祭祀して土地の守護神として崇敬、
とある。また、武田信玄滅亡の後、一族
多くこの地に来たり、一の立願をなしし
が成就せり、社殿を改築し云々、 と記
されているという。
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