仙谷官房長官の答弁は、素人が聞いてても嘘と隠蔽の匂いがただよいますが、正に実証されたようです。
一国の官房長官として、どうなんでしょうか???。
○丸山議員が官房長官の電話暴露「APEC飛んでしまう」2010年10月18日23時16分朝日
自民党の丸山和也議員が18日の参院決算委員会で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、弁護士仲間である仙谷由人官房長官と電話で会話した内容を暴露した。
電話したのは先月24日の船長釈放決定後。丸山氏が「訴追して判決を得て送還するのが法に従って粛々とやることでは」と尋ねると、仙谷氏は11月に横浜で開催するAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に触れて「そんなことしたら、APECが吹っ飛んでしまう。そこまでやってええっつんなら別だけどね。今はその時期ではない」と述べたという。
仙谷氏は一貫して「釈放は検察の判断」と説明してきたが、この日の答弁では丸山氏との会話について「最近健忘症にかかっているかわからないが、暴露されたような会話をした記憶は全くない」とはぐらかした。その後の記者会見では「友人関係で話したことを国会で質問するなら甚だ不本意。友人でも電話に出てはならないと肝に銘じた」と半ば会話を認めた。
○官房長官答弁は「国会冒涜」…参院委員長が批判 読売
2010年10月18日(月)11:28
18日午前の参院決算委員会で、鶴保庸介委員長(自民党)は、菅首相に対する冒頭質問の際、「閣僚とりわけ仙谷官房長官が国務大臣の品位を汚すことなく、 真摯 ( しんし ) かつ適切な答弁に努めることを強く求めたい」と述べ、異例の苦言を呈した。
鶴保氏は、先の参院予算委で仙谷官房長官が「新聞記事を確認する質問なんて聞いたことがない」と述べたことなどを指摘し、「委員会運営、ひいては国会を 冒涜 ( ぼうとく ) する答弁」と批判した。