「気づこう」「学ぼう」「取組もう」の演題で、ビデオ視聴「風かよう道」そして 大洲市人権啓発課 人権啓発指導員
久保田敏幸先生の講話を聞きました。
人権問題が生じる背景
「人がしていないことをすると恥」
「非合理的な因習的意識の存在」
「人権尊重の意識、実践的な態度の未成熟」
「しっている」「している」が合致することは、中江藤樹先生の域に達することで、我々では到達することはとても困難なことで有るが、「しっている」ことを「している」こと極力近づける努力をしなければならない。
いろんな本にめぐり合い「素晴らしい」としっても、なかなか実践が出来ないのが私です。
次はいつもの内藤先生の本ですが、「しっている」から「している」に近づけたいものです。
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人間関係では、“細かいこと”こそ気をつける(2)
私たちは、誰でも大きなことばかり注意しようとする。しかし、本当に大切なのは、もっと“細かい”ことであることを覚えておいて欲しい。
とりわけ、「挨拶」はどんなに注意しても、したりないくらい大切なものである。
ミシガン州にあるウエイン・ステート大学のM・サーバウートンプソン博士たちは、会社組織におけるいろいろな変化を調べたのだが、一番大きく変わったのは、「挨拶が減ったこと」であるという。
Eメールのやり取りが増えるにしたがって、組織における挨拶が、なんと63%も減少することになったそうである。
筆者は「キチンとした挨拶ができれば、それだけで人たらしになれますよ」と出会う人みんなにアドバイスしているが、それは挨拶を忘れる人が、驚くほど多いからなのだ。
仕事が終わってからの「今日も、お疲れさん」という何気ない挨拶が、私たちにはとても嬉しい。
だからこそ、挨拶を忘れない人ほど、人たらしになれるのである。
大きな事故に注意しているくせに、小さな石に躓いて怪我をする人は、たくさんいる。
人間関係でそういう怪我をしないためには、足元の小さい石ほど、注意すべきである。
大きな危険は、誰でも避けようとするのだが、小さなことを忘れている人が多いので、これは特に念を押しておきたい。
つまらない冗談にもちゃんと笑ってあげるとか、名前を呼ばれたらすぐ返事をするとか、そういう些細なことに注意を怠らないようにしよう。
それだけであなたの評判は、グッとよくなるはずだ。