啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「身近な鳥たち」

2025-01-28 12:00:55 | その他
 冬になると、当家の庭の木に時々姿を見せる野鳥。
 モズはお気に入りの枝があるのか、おおよそ止まる場所が決まってるらしい。彼の仕業としてよく知られているのが「はやにえ」。捕らえたものを縄張り内の枝に突き刺し保存し、冬の間に食べるというもの。時々、枝に刺さった虫など見ることがあるが、あまり気持ちがいいものではない。それにしても、よく忘れないものだと感心する。
 ジョウビタキは、つばさの白い部分が目立ち、別名「紋付鳥」ともいわれる。胸のあたりはオレンジ色できれいな羽をもっている。
 スズメはいつも群れて、庭先で餌を探している。とっても身近な鳥ではあるけれど、人にはあまりなつかない。けれど、リビングから庭を眺め、窓越しに目が合う(?)と、ちょっと頭をかしげる姿がとてもかわいく、愛くるしい表情を見せてくれる。
 シジュウカラも好きな野鳥。頭とのどは黒く、白い頬が目立つ。「シジュウカラ」とすぐにわかる特徴は、喉のあたりから、まるでネクタイをしめているかのように、黒い模様があること。羽も青色に白い縞があり、ちょっとモスグリーン色で美しい。
 コゲラ・・コツコツコツと木の幹をたたく音が聞こえる。じっと耳をすまし、そっと、そ~っと音のする方へ近づいていくと、上から細かい木くずが落ちてきた。さては、ここにいるのかと静かに見守っていたが、人の気配を敏感に感じたのか、姿を現してくれなかった。
 カワセミ・・一年に1回か2回くらいですが、自宅近くの川辺でカワセミを見ました。あっという間に飛び去ってしまったけれど、実に美しい羽の持ち主で、一度見たら名前を忘れない。
 他にもいろいろと身近な野鳥はいるけれど、どの鳥も様々な表情を見せてくれている。
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「光は春に向かって」

2025-01-22 11:00:26 | 庭の花木
「ニホンズイセン」
 群馬県は、県北と県南では気温の差が著しく、県北の水上町藤原では群を抜いて降雪量が多いことで知られている。一方県南では、今年はまだ一度も雪が降っていない。例年ですと、1月中旬から2月中旬にかけて、一年で一番寒さが厳しいのに、昨日は前橋で14.5℃。日差しが届き3月並みの春の暖かさ。今日も風がなくたっぷりの陽ざし。このまますんなりと春になるとは思わないが、暖かな日が続いてありがたい。庭の片隅では、冬のまださめきらない土の中で、春の訪れを告げようと、ヒヤシンスの葉が顔を出したり、梅の花芽が、暖かくやわらかな明るい光を浴びて、少し膨らんだり、キブシの花芽が少し膨らんだり・・たくさんの生命が芽吹くのももうすぐで、待ち遠しいです。
 ニホンズイセンが咲きました。花の中心が黄色で、花は白色のニホンズイセン。茎にいくつかの花が付き、ラッパスイセンとは一味違った花姿。庭は、まだ冬枯れの状態の中で咲いてくれている花を見ると、心がなごみます。
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「マンサクが咲きました」

2025-01-18 17:15:37 | その他
「マンサク」 マンサク科
 家電が壊れる時は、ちょっとしたサインがある。壊れてからでは生活に支障をきたすこともあるので、そのサインをみの逃さず、新しいものを整えるよう心掛けている。ところが先日、録画したTV番組を観ようとしたら、TV画面の隅に「入力画面がありません・・・」のメッセージ。自身にしては珍しく取説を引っ張り出し、一つ一つ確認していったのだが、同じメッセージの繰り返し。とうとう嫌になり、友人にSOS。「それ、壊れているよ」とつれないお言葉! え~っ、急に壊れるもの?TVはちゃんと観られるのに・・。ということで、デジタルハイビジョンチューナー内蔵ハードディスク搭載ブルーレイディスクDVDレコード・・なんだか長ったらしい名前のものを買う羽目になってしまった。髙っ‼ 髙っ‼  店員さんの言うことに、若い人は、こういうのはあんまり買わなくなっている。○○とか○○とかで見逃したものは見ているとか。○○と言われても何のことやら・・。歳を重ねると分からないことだらけです。
 高さ2メートル程。公園に早春を告げるように咲き出したマンサク。まだ、木々の芽吹きがないのに、真っ先に咲く(まずさく)からとも、あるいは豊年満作の意味ともいわれる。花は非常にユニークで、1枚1枚が踊りを踊っているように見えたり、リボンの紐のように見えたり、なかなか楽しい花だ。枝の煮出し汁は、胃腸薬や傷薬に用いられるようだ。花ことば「幸福の再来」。
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「冬の風物詩  ハクチョウ」

2025-01-12 17:10:50 | その他
 「白鳥飛来中、静かに見守って‼」 「今年も白鳥が飛来しています。一度脅かすと再来しません。3月の北帰行までご協力ください。環境づくりに努力します」。これは、「鏑川白鳥を守る会」が立てた看板。4日に孫たちと見に行ったときは0羽。今日は13羽もいました。
 12月の末頃から飛来の観察記録がつけられ、つい最近まで0羽と記録されていました。毎年見に行くのですが、以前はもっと多く飛来していたような気がしています。
 白鳥は冬の間、日本で越冬し北極圏からの距離はおよそ3000㎞以上とのこと。よくぞ道を間違えず、迷わずに来られるものだと驚き感心する。私など、ナビがあっても道を間違えてしまうという、途方もない方向音痴なのです。こっちも別の意味で驚きですよね。ところで、日本にわたってくる白鳥のほとんどは北海道を経由してくるというが、皆が無事にわたってくるというものではないでしょう。様々な危険や困難がいっぱいあっただろうに・・。毎年、こんなまじかで美しい姿を見られるのはラッキーというほかない。
 3月には北に飛び去る雄姿を是非見たいと思うのだが・・。想像するだけでもワクワクする。さぞや美しい姿でしょう。
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「人日の節句」

2025-01-07 14:20:45 | その他
 スーパーでは、春の七草がパックに入れられ、店先に並んでいた。今日は、七草の日(人日の節句)。セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(ラビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)これぞ春の七草。中学生の頃か、高校生の頃か、学校で暗記させられたような気がする。
 遠い昔の話だが、7日の朝になれば、母が七草全部とはいかないが、その中のいくつかの野菜を入れた御粥を作ってくれたものだ。美味しいというものではないが、それが家庭での年中行事の一つになっていたし、当たり前のこととして存在していた。お正月で疲れた胃を癒し、または風邪予防そして1年間の無病息災を願うという風習であったかも知れない。自身、最近では七草粥はしていないが、日本文化の1つとして、子供たちに伝えていかねばとも思う。
 当家のロウバイはまだ固い蕾ですが、群馬の森では、ロウバイが咲き始めました。ロウバイは別名、唐梅(カラウメ)とも呼ばれるそうで、その名のとおり中国が原産。とても良い香りがします。ロウバイは雪中四友の一つ。ロウバイ、梅、山茶花、水仙。どれも雪がお似合いの花ですね。
 昨日は久方ぶりに雨が降りました。記憶のなかでは、1カ月ぶり以上かもしれません。今日は午前中はとても暖かくポカポカ、日中の気温14℃。午後は風が強いけれど晴天です。
 
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「新年に願う」

2025-01-03 11:29:47 | その他
 新年おめでとうございます。今年は巳年。個人的には蛇は大の大の大嫌いなのです。TVでは、そのまんまの姿が時々放送され、画面に出た瞬間、思い切り目を閉じてしまうか、チャンネルを変えてしまいます。不気味で怪しいその姿、形。見ただけでギャーと飛び跳ねるほど苦手なのです。何で十二支に入っているのか疑問ではあるが・・。
 一日、元旦、高崎だるま市に友人と行きました。高崎だるま市初詣スポット無料巡回バスが、西回りコース、東周りコースと15分間隔で運行。私は東周りで、山名八幡宮から乗車、倉賀野神社、進雄神社そしてだるま市会場およそ30分の乗車。一方、西コースは市内を循環し、観音山山頂、大聖護国寺、観音塚資料館などをとおり、およそ1時間20分。だるま市だけではなく、無料バスに乗り、市内をぐるっとバスの旅なんていうのも、悪くないです。
 だるま市は、以前少林山で行われていたのですが、ここ数年高崎西口駅前が会場。1日、2日の2日間、会場は人 人 人・・大混雑。だるまの販売だけでなく、イベントもあり、ギターのライブも聴いてきました。
 大きなダルマが設置され、そこに自由に願い事を書くコーナーも設けられ・・勿論、私も願い事を一筆。健康第一、習い事の上達等々。皆様にとって豊かな一年を願い、本年もどうぞよろしくお願い致します。

コメント (2)
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