啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「4時からカラス」

2025-02-21 16:34:41 | 庭の花木
日課となっている散歩は、ほとんど午前中の早い時間。森の中では野鳥もたくさんいると思うが、さえずりをあまり聞かない。カラスも数える程度。けれど、夕方になると、大合唱が始まる。ねぐらに帰ってきて安心したのか、朝と夕方では鳴き方に、ちょっと違いがあるように思う。朝はカアーカアーとよく聞く鳴き方だけれど、夕方はこの他にアホッアホッとかカッカッとか、何だかいろいろな鳴き方をしているように思える。気になってちょっと調べると、カアーカアーは、仲間とのコンタクト、他は自分の縄張りを主張しているとか、興奮状態にあるときは、鳴き方がいろいろ変わるのだそうです。個人的に、カラスとかヒヨドリの大きく鋭い鳴き声は、あまり歓迎できないけれど、それぞれの情報を相手に伝えるためのツールとして、いろいろな鳴き声しているようだ。公園の散歩道の一部にはカラスのお土産が多くちょっと閉口する。ところで、友人から「カラスの種類を知っている?」と言われ「・・え~と、普通のカラスでしょ?」と言ったら「普通のカラスっていうのがいるんかい」と。大爆笑‼ ほんとっ アホッ アホッ・・。
 今年もフクジュソウが咲きました。草丈10cm程で、茎に一つの花をつける。日当たりの良い場所に植えてあり、特に手を加えなくても、時期が来れば必ず咲く丈夫な草花。光沢のある黄色い花を見れば、春が近いことを知らせてくれる。

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「どんぐり事件?」

2025-02-08 16:59:15 | 庭の花木
 わずか5~6の階段のある丘。その階段の脇は幅1m位で、人が何度も上り下りしているので、特段危ういというほどの斜面ではない。そこを2~3歩降り始めたとたん、ザァ~と下まで滑り落ち、瞬間的に左手首をついた。その途端、痛っ‼ よく見れば、そこにはどんぐりがたくさん落ちていた。すぐにシップをしたが、翌日は手の甲がパンパンに張り、しわのある手もまるで若者のようにスベスベ・・・?整形に行くと「1カ月はこのままですよ」と言われ、手の甲から肘までギブスのようなもので固定し、首から三角巾のようにもので腕をつっている始末。訊けば、骨にひびが入っているとのこと。大したことないと思っていたけれど、とてもおおごとになってしまった。どんぐりさえなければ、こんな事にならないと、どんぐりを恨めしくもあるが、まぁまぁ、自分の不注意なのでしばらくは、不自由な生活を強いられても仕方ない。それでも、右手や足でなくて良かったと、プラス思考にとらえようか・・。
 侘助椿が咲いています。椿より小ぶりで一重。花はピンクの他、白色もあり半開きに咲く。人の名前のような植物名でインパクトがあり、すぐに覚えられます。花の少ない時季であり、茶室で重宝している。花言葉「簡素」。

公園では、晩秋あたりまで、幼稚園児や保育園児が手にビニール袋を持ち、どんぐり拾いをしていました。
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「光は春に向かって」

2025-01-22 11:00:26 | 庭の花木
「ニホンズイセン」
 群馬県は、県北と県南では気温の差が著しく、県北の水上町藤原では群を抜いて降雪量が多いことで知られている。一方県南では、今年はまだ一度も雪が降っていない。例年ですと、1月中旬から2月中旬にかけて、一年で一番寒さが厳しいのに、昨日は前橋で14.5℃。日差しが届き3月並みの春の暖かさ。今日も風がなくたっぷりの陽ざし。このまますんなりと春になるとは思わないが、暖かな日が続いてありがたい。庭の片隅では、冬のまださめきらない土の中で、春の訪れを告げようと、ヒヤシンスの葉が顔を出したり、梅の花芽が、暖かくやわらかな明るい光を浴びて、少し膨らんだり、キブシの花芽が少し膨らんだり・・たくさんの生命が芽吹くのももうすぐで、待ち遠しいです。
 ニホンズイセンが咲きました。花の中心が黄色で、花は白色のニホンズイセン。茎にいくつかの花が付き、ラッパスイセンとは一味違った花姿。庭は、まだ冬枯れの状態の中で咲いてくれている花を見ると、心がなごみます。
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「箱島湧水 ほたるの里・・ホタルブクロ」

2024-07-06 20:31:30 | 庭の花木
「ホタルブクロ」 キキョウ科
 凄いっ、すごい‼ 闇の中にものすごい数のホタル。昨年、初めて見て感動したけれど、今年もまたその数の多さに圧倒された。自宅から車で1時間30分ほど、日本名水百選に選ばれている箱島湧水。1日3万トンの清らかな水がわき出しているという。そこを源とする鳴沢川で今、息をのむような幻想的な世界が広がっている。ゲンジボタルとヘイケボタルの乱舞。風もなく、月も出ていない夜。やや上の方にゆっくり飛びながら、パコーンパコーンと優雅に光を放つゲンジボタル、一方、下の方で忙しそうにパカパカ点滅しているのはヘイケボタル。ここは 有名なホタルの里。8時を過ぎると、人の数も多く、平日でないと駐車もできない混みよう。ゆっくり鑑賞できるよう、長い木の椅子も用意されている。ヘイケボタルは草むらに多くいるが、時々人懐こい子がいて、手のひらに止まって点滅する。しばらく飛び立つ様子もないので、ふっと手をあげると、ふわっと飛び去った。とても涼しい夜、気温は24℃。とても気持ちはいい。わが身にとって、医者の薬よりこの景色は「薬」になった気がした。
 ホタルブクロ(蛍袋、火垂袋)別名、チョウチンバナ。釣鐘状の花は可愛く、この中にホタルを入れて提灯にするというところからの命名とか。6月から7月が見頃だが、当家ではほとんど咲き終わってしまった。
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「3月の風塵」

2024-03-23 18:41:40 | 庭の花木
「クリスマスローズ」 キンポウゲ科
 今週は、転びそうになるほどの強い風が数度吹き、地表面にある土が舞い上がり、土ぼこりで遠方は霞んで煙のようだった。車中にいても、思わずマスクをつけてしまう凄まじさ。木の枝に止まっていた小鳥は風にあおられ、逆毛?(逆羽)になり、落とされないように、しっかりつかまっていた様子がいじらしい。花粉で散々辛い状況の我が身にとって、それに追いうちをかけるような埃は最悪。天気が良くても洗濯物は外干しできなく、家の中ではうっとうしいが、それも仕方ない。
せっかく咲いたモクレンも、ほとんど傷んで茶色になってしまった。毎年、3月になるとこの強風は経験しているが、それにしても上州の風は、ものすごいです。
 クリスマスローズが咲いています。下向きに咲いているので、花の中が良く見えない。せっかく咲いたのだから、支柱をたて上向きにしようかと思うけれど、うつむき加減に咲くのは、何らかの理由があるのだろう。アップした個体は、すこし意地悪して、上を向かせて撮影した。最近、友人から数本個体の苗を頂いた。大切に育てようと思い、竹で枠を丁寧につくり、肥料をたっぷりやった土をつくり、直に植えたのだけれど、あまりにも小さい苗なので、鉢植えにすればよかったのかと、ちょっと後悔している。
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「春の足音」  バイモユリ

2024-03-16 18:46:04 | 庭の花木
「バイモユリ」
 「風もなく天気もいいので、竹沼に行って食事をしましょう」。お手製のランチ、テーブル、椅子を持ち、沼のほとりに陣取る。沼では、釣りを楽しんでいる人がいたが、釣れている様子はない。まだ水温も低く、魚はあまり動いていないらしい。水面には少しの波があり、ずっと眺めていたら、船酔いしそうな錯覚に陥ってしまった。周りには、何という名前の虫か知らないけれど、小さな虫が列をなし集団で飛び回っていて煩わしい。(自転車に乗っている時など、うっかり目に入り痛い思いをしたあの虫だ)
 ゆったり時間を過ごし、およそ4kmある沼を散歩。途中、何の撮影なのか分からないけれど、
 純白のドレス、美しい花束をもつ若い女性、スタッフ数名に出会う。その若い女性を指さし「ビフォー」、私を指さし「アフター」と言った誰かさん。何がアフターなのか知らないけれど、失礼しちゃうわっ‼
 当家の庭もよく見れば、利休梅、ブルーベリーやあじさいなどの、まだ小さく柔らかな緑の葉が伸び始めた。ヒヤシンスやムスカリ、ヒメリュウキンカなども咲き、一歩一歩春を伝えてくれる植物の力強さを感じている。そんな中、心待ちにしていたバイモユリ(貝母百合)がついに花をつけました。淡いクリーム色の花で、うつむきかげんに咲くその花びらの中は、網目の模様がある。派手ではなく、目立たない花だけれど、品の良さと清楚な美しさを持ち、葉の先が「くるん」として、これがまた可愛らしい。当家の庭も少しずつ春モードになってきた。
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「ママズ俱楽部」にて

2024-03-10 19:25:31 | 庭の花木
「ハクモクレン」
 毎月第一月曜日、ママズ倶楽部が開催するイベント。今月は、旧群馬交響楽団の一員による、ヴァイオリンとヴィオラそしてピアノの演奏会。「クラシックの曲目かしら?」とやや緊張の面持ちであったが、実際は映画音楽のプログラム。「太陽がいっぱい」 、ゴットファザー「愛のテーマ」 「短くも美しく燃え」 「エンターテイナー」、ひまわり「愛のテーマ」・・・等々。ほとんど知っている曲ばかり。映画音楽を聴くと、名場面が次から次へと思い出されると同時に、感動もよみがえってくる。特に「ひまわり」はロケ地がウクライナ。広大な畑に満開のひまわり風景は強烈であり、第二次世界大戦により引き裂かれた悲しい愛の物語が、ヘンリー・マンシーニの哀愁漂うメロディーを聴きながら涙したことを、昨日のことのように思い出した。
 それは、アンコール曲「ある愛の物語」を聴き終えた時のこと・・「わぁ~懐かしいなぁ~。別れた彼と最後に観た映画なの‼」とYさん。それをきいて「外は雨、月に涙の帰り道、打ちひしがれた女の心・・」なんて、意味不明のことをいうTさん。胸ときめく思い出・・幸せですね。
 せっかく花が咲き出したけれど、最近、霜が降り、美しい白色の花びらが自慢のハクモクレンも、少し傷んで褐色に変色してしまった。葉が出る前に咲く早春の花で、この時季になると、いつ咲くのかしら、と心待ちにしている。花言葉「気高さ」「慈悲」など多数。
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「演奏会」

2024-02-17 18:31:24 | 庭の花木
「フクジュソウ」 キンポウゲ科
 待ちに待った演奏会‼ 市施行70周年記念プレイベントで、海上自衛隊横須賀音楽隊の演奏会。応募者が多数の為、抽選の結果、幸運にも当選。当日、ロビーではウエルカムコンサートが開催され、期待も膨らむ。収容人数1100人の大ホールは満席。それぞれの楽器を抱えて音楽隊登場。恥ずかしいけれど、自身は楽器の名前に詳しくない。金管楽器、木管楽器、打楽器・・ピアノ、コントラバス、コンサートチャイム・・たくさんの楽器が勢ぞろい。一部は、行進曲や民族舞踊。二部は銀河鉄道999、昴、星に願いをなどのポピュラー曲。終了後は拍手が鳴りやまず、アンコールを求める。期待通りの素晴らしい演奏で、それぞれの楽器の奏でる音の調和、ハーモニーが絶妙な加減で、観客を愉しませる。さりげない日常も大切だけれど、時々「生の演奏」を聴くと、感動の幅も大きく、心も豊かになる。素敵な音楽を聴いたり、美術を鑑賞したり、芸術に触れたり・・・心に種まきをすることも必要かと思う。
 当家でもフクジュソウが咲き出しました。細かく切れ込んだ葉を伸ばし、茎の先に1つ花を咲かせる。花はツヤがあり、たくさんの葉弁をつけている。日差しがあると、パラボナアンテナのように開き、夕方になると閉じてしまう。陽の当たる場所に、まとまって咲いている様は、とても見事です。
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「嬉しい色」

2024-02-10 18:44:27 | 庭の花木
 「ウンナンサクラソウ」
 先日降った大雪も、平地ではすっかりとけたが、遠くに見える山々は銀色に輝き、きれいな山並みだ。茶色が多い当家の庭では、緑色の小さな葉が固い土を破り顔を出してきた。その植物の名前は花が咲かないと分からないが、日々少しずつ成長していく様子を観察するのも、また楽しいひとときだ。
 今朝は珍しく霜が降り、日陰では土もガチガチに凍っていた。せっかく顔を出してくれた植物には気の毒だと思ったけれど、日中は風もなく春を思わせる暖かさ。最近はTVでも花粉情報が伝えられ、これから私は本格的な花粉地獄‼ 春の5K・・乾燥、花粉、黄砂、強風、気温差。本来なら、早春の息吹を感じるワクワクの季節なのだが、当分の間、これらに悩まされそう・・・。
 鉢植えしてあるウンナンサクラソウが咲きました。優しげなうすいピンク色の可愛らしい花。冬の寒さに強く、花の少ない時季に咲いてくれるので、幸せな気持ちになる。毎年、こぼれ種で育てているので、あまり花つきは良くないが、手間がかからないので、気軽に楽しめる。一輪切って花入れに挿したいと思うが、鉢で懸命に咲いてくれたかと思うと、かわいそうで切れない。
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「早春の香り」

2024-01-27 19:55:26 | 庭の花木
「ロウバイ」
 当家のロウバイが満開をむかえている。つやがあり、透明感のある黄色い花は、ほのかな甘い香りを漂わせている。花の少ない季節を彩るロウバイは、貴重な存在で、その小さな可憐な花姿は、多くの人に好まれ、公園でも一般家庭でもよく見かける花だ。県内の名所といえば、安中市松井田の「ろうばいの郷」。30年ほど前から地元農家が遊休農地の植え始めたのがきっかけで、今では12000本が植えられているという。
 ロウバイは中国が原産地で、唐梅(からうめ)とも言われ、英名ではウインタースウィート。花言葉は「ゆかしさ」「慈しみ」など。冬の空気がすんだ鮮やかな青い空に、黄色の花は良く映えて美しい。

最近見つけた雰囲気のあるレストラン。ランチはいつも満席。予約しないと入れない人気のお店。ここのウインナーコーヒーはいつも可愛い動物の似顔絵。クリーミーで濃厚な味で美味しいです。
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