
「センリヨウ」 センリヨウ科
今年も、訪問していただき、ありがとうございました。“できる時でいいから、たとえ一行でも”と夫からバトンタッチされた当ブログも、4年の歳月が流れました。こんな文章でいいのかしら、と夫に問えば、何も答えてくれないけれど…○○さんじゃぁ、しょうがないなぁ~、とニコニコしながら言っている姿が目に浮かぶ。
野の花や里山を気にかけながら、新たに登場した草花は、ミツバシモツケ、古代ハス、ミズカンナなどおよそ20。初めて出会った花々です。みんな、皆いい顔して出迎えてくれた。その瞬間のいっときを精一杯“生きている”という、生命力に満ちあふれていた。蕾たちのささやき、咲いた花の笑い声…聞こえませんか?ドライフラワー、多種類の素材で創作された花は、それなりにきれいだけれど、生命力を感じない。従って、それを愛でるという感覚は、当方、持ちあわせない。
庭は、冬枯。でも、ロウバイは蕾がだいぶ膨らんできた。咲く時を、いまか、今かと、たくさんのエネルギーをため込んでいるようだ。
センリヨウは漢字では千両。花言葉「富、財産」。小さな赤い実を、葉の上にたくさんつけている姿を見れば、この言葉も納得できるというもの。今の時節、非常に目立つ存在。勿論、野鳥にとっても。センリヨウにチラチラ降り積もる雪。何ときれいなのだろう、と想像してしまう。のんきな事を言って、と雪国の人には叱られそうですが…。
今宵は、今年最後のコンサート。妹夫婦と共に、好きな音楽で一年を締めくくりたい。
この一年、訪問してくださった方、忙しい中、コメントくださった皆様、ありがとうございました。どうぞ、良いお年をお迎えくださいませ。