
「ウグイスカグラ」の蕾が膨らんでいた。未だ、写真の枝だけ先行している。良く行く散歩コース沿いの日当りの良い場所。あちこちで咲いており、一杯あるのでついついいただいてきてしまった。我が家の庭に来てもう3年目になるが、高さが30センチ程の小さな木だ。
この木の名前を知ったのは4年前。足利市と桐生市の境の辺りにある仙人ヶ岳に登った時。丁度今の時期で、未だ木々が枯れたままの尾根沿いの日当りの良い場所に、ピンクの小さな花を開いていた。偶然に名前を知ったのは1年近く後だった。
ウグイスカグラはスイカズラ科の落葉低木。葉や枝などに毛があるのを「ミヤマウグイスカグラ」と区別するそうだ。写真は“ミヤマタイプ”だが、自生していた場所は、高さでは里山にも満たない場所だつた。
花は可愛いピンク。1センチ足らずの筒状で、先は可愛く“星形”に開く。24日の午後に児玉町(現・本庄市)のふるさとの森公園で“ホーケコッコ?”と下手なウグイスの「初鳴き」を聞いた。ウグイスが鳴き始める頃に花が咲き出すと言うことから名が付いていると言う。実は赤く食べられるようだ。