キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ママからの84億円の影にはCO2排出量と交通事故がある

2012-07-11 16:05:25 | Weblog

ル-ピーハトポッポの由紀夫が預金24億円、ブリヂストン株100万株(6/29終値18億円)室蘭市のビルと土地など約42億円、弟の邦夫も預金24億円、100万株と久留米市の土地など約42億円を2011年にママから生前贈与されたのが7/2公開された国会議員の資産等補充報告書で判った。二人が申告した11年中の受贈財産総額(課税価格)は共に約42億円に上がった。ルーピーの事務所は贈与について『親族から』と説明、3月までに税金約24億円を支払ったそうだ。脱税王も懲りたのだろう。一方弟は母親からの贈与、20億円位税金を支払ったと正直だ。半分税金に取られても残金は巨額だ。国民だ、国民だと利用されている国民には実感が沸かない数字だ。梅雨の小休止で暑い、アツイと暑さにやられた頭で考えた。世界の自動車タイヤ生産量は推定で14億本。新車装着用と交換用だが先進国では3対7だという。メーカーのシェア2009年ブリヂストン16.2%ミシュラン15.5%グッドイヤー12.4%その他55.9%と統計にある。さて日本ではどうだろう。ブリヂストン売上高2兆5970億円、売上高シェア56.9%、住友ゴム5245億円、11.5%横浜ゴム4663億円、10.2%と続く。ブリヂストンが60%でダントツだ。そうすると日本の車の6割がブリヂストンのタイヤを使用して走っていることになる。日本の自動車全体の二酸化炭素(CO2)排出量は全体の17.1%になる。その60%はブリヂストン使用の車が排出する。また航空が4%排出しているがこれもタイヤを使っている。自動車のマイナス面では交通事故がある。この事故車の6割がブリヂストンタイヤを使用していることになる。単純だが『当たらずと雖も遠からず』だろう。そのCO2排出や交通事故に大いに関係しているタイヤメーカーの配当で貯めた財産をママから貰っていることになる。親から見れば出来の悪い子供程可愛いそうだ。そのルーピーポッポがCO2を25%削減しますと国際約束した。ブリヂストンは中国などアジアでは台湾、韓国の後発メーカーが強く苦戦しているようだ。ポッポが東シナ海を『友愛の海』と名付けよう、日本は『日本人の物』ではないなどと戯言(たわごと)を抜かすのはブリヂストンを間接的に応援しているのだろうか。いや矢張り、ただの『愚か者』だろう。写真はヤロウ(yarrow=西洋鋸草)にヤマトシジミ