またまた民主党参院から3人が剥がれ、零れた。谷岡郁子(愛知選出)行田邦子(埼玉)船山康江(山形)の3人、何れも2007年初当選の1年生議員、13年夏に改選になるが再選の可能性が極めて低い連中だ。カミツキ亀と一緒に国民新党を離党した亀井亜紀子(無所属)と参院で新会派『みどりの会』を結成、4人代表制だと言うから丸で麻雀だ。先ず亜紀子が東(トン)でチイー、ポンが始まるだろう。これで参院で最大の民主党会派は88人に減り、第2会派の自民党の86人との差が2議席に縮まった。参院のドンで仕切ろうとしていた鬼オコゼ輿石は「民主党は崖っぷちに立っているという危機的状況を共有せねば、大変な事になる。国民の信を問う前に、政権が崩壊する」と危機感を表明した。元々寄せ集めのガラクタを安物の糊で貼り付けたのだから当然の帰結だ、不思議ではない。風呂場のタイルが剥がれ出すと次々バラバラ剥がれるのに似ている。オコゼはコンロの上の魚焼き網に乗せられて焙られるような心地だ、正に尻に火が付いた恰好だ。参院議長の夢など雲散霧消した。また衆院民主党の中津川博郷(東京比例当選3回=現在先の一体関連法案に反対して党員資格停止2ヶ月の処分を食らっている)が18日離党届を出すと記者団に表明した。離党後は汚沢新党に参加せず、当分、無所属だと言うが何時気が変るか判らぬ。これも解散になれば復帰できぬ手合だ。小泉首相が自民党をブッ壊すと叫んで本当に壊して、弊害が多かった派閥も骨抜きされ弱くなって風通しが良くなった。尤も党自体もひ弱になった面もある。現在の民主党を岡目八目で眺めれば、野田が望もうが望むまいが、民主党解体に向かっている、誠に結構なことだ。先ず目の上のタンコブ汚沢が石コロ引き連れて出てくれた。後はハトッポポや子分の松野、川内などがサナダムシになって体内で吸血している。この辺で強力な駆虫剤を服用して駆虫しないと命取りになる。今日から参院特別委員会が始まり、一体関連法案の審議に入った。野田内閣は内憂外患を絵に描いたような現状だ。野田丸の乗組員はズブな素人、行く手は風雨強く波高し・・。さて無事に航行出来るだろうか。