ノダイコ内閣が雪隠詰めになりつつある。民主党は議員数が多いけれども人材不足が如実に現れている。そもそも日教組で偏向教育をやり、児童を人質にとって有無も言わせず、己や組合の権利ばかりを主張、赤旗振って、横車を押し、殊勲甲ありと社会党から公認で出た鬼オコゼ輿石如きを幹事長に起用したのがノダイコの躓きの第一の原因だ。汚沢石コロ集団の動向を気にする余り、汚沢と良好な関係にあるオコゼを買い被り過ぎた。結果はご覧の通り、参院枠でオコゼが推薦した大臣様、一川、直紀とどれもこれも次々無能振り発揮して、オノレから馬脚を露し、問責を受ける羽目になって辞めたり、改造でお引取り願った。またオノレの選挙対策も判らぬ手合いを汚沢がごそっと束ねて、後脚で砂を掛けて離党した。どうも岡目で見ていると、野田の周囲には政治経験のある御意見番はいないし、頼れる『参謀』も不在のようだ。若い茶坊主の手塚が近くにいるだけでは心許ない。野田自身も松下政経塾で習った程度だから経験不足はどうにもならない。反原発で官邸付近に集まって騒いでいる群衆の首謀者らしいのに、ポッポやカンが会ったと聞いて、ルーピーポッポが会えと助言したのに素直に従うのも自主性のなさだろう。当初は無視していたのに前言を翻して、俺も会うと言い出した。これを聞いた枝野が会うべきではないと苦言を呈した。珍しく枝野にしては正鵠を射た発言である。「どうせ人気を取ろうとの目先のパフォーマンスだろう」と自民党の茂木政調会長に指摘された。反原発で集まっている群衆は警察ではデモ扱いではなく花火見物と同じ扱いだそうだ。デモの届け出がないからだという。ネット利用で参加させており首謀者は陰にに隠れて扇動している訳だ。応援しているマスコミは声なき声に耳を傾けろなどと提灯記事を書いている。小泉の飯島秘書に匹敵する人物も見当たらない。ノダイコは狸のナントカみたいに風もないのにブーラブーラ状態だ。芯が一本通っていないから、フラフラと右に行ったり、左に行ったり、心許ないから信頼も得られない。野党2党を説得して折角3党合意したのに、肝腎の党内を纏められない無様な現状だ。野田自身が自民の谷垣の言動をオノレに有利な解釈をして言葉の真意を掴めなかった。谷垣も党内事情がある。何時までもお公家さんの御人好しをやっていたのでは再選も覚束無い、足を引っ張られるのがオチだ。公明党も創価学会の顔色を伺っての言動だ。自民が解散を約束せよと強硬だ。ここで解散すれば民主党は60議席がやっとだと調査結果が出ていると言う。これじゃとても解散はできぬ、解散すれば木から落ちた猿以下になる。参院で問責受ければ総辞職か解散以外にない。いよいよ土壇場だ。