2大政党待望論をマスコミが煽ってガラクタで中途半端な連中で、左から右までを寄せ集めて民主党が出来た。一方の自民党は長年政権を担っていたが、いい気になって増長した挙句、でたらめな行いを懲りもせずやっていた。そして議員の素質も世襲の二世、三世と苦労知らずのバカ議員が出て来たのを国民から見透かされ、辟易してソッポを向かれていた。そこで衆院選に突入するや、ほやほやの民主党を全マスコミが陰に陽に太鼓叩いて笛吹いて、エッササと担いだ。民主党は公約をマニフェストと横文字にした、中身は汚沢の造った原案を修飾したものだ。まず子供手当てを配るのから始まって、揮発油税の廃止、高速道路無料化、農家への戸別所得保障でカネを配る、高校授業料国庫負担などバラマキのオンパレード、財源は無駄を省けば幾らでも出て来ると、まるで打出の小槌の振る、夢のような美味しいお話だった。これを扇動したメディアの口車に乗って国民、愚民が挙って投票の結果、見事に民主党が大勝した。マスコミが待望して褒め上げた民主党政権はルーピーポッポ、カンカラ、と期待外れで御粗末を絵に描いたような体たらくでロシア、南北朝鮮、中国の近隣諸国からバカにされ嘗め放題の状態と相成った。3年経ってノダイコで三代目だ。そして民主党が次回衆院選では大敗が予想され、殆どの連中が落選の憂き目会うのが顕著になったので、党の大崩壊が始まった。早速政局第一の汚沢が石コロ議員を道連れにして大挙離党、新党を結成した。民主党は剥がれ始めた便所のタイルで、その後もポロポロと剥がれている、今回剥がれた2枚小林興起(東京比例、前の郵政選挙では刺客小池百合子に斬られた)と小泉俊明(茨城3区)が河村たかしの地域政党・『減税日本』に(現在、議員は佐藤夕子1人いるだけ。(佐藤は河村の秘書だったが民主党愛知1区で当選1回、民主党を離党した)合流を表明した。2人共選挙に弱いので民主党にいて野垂れ死にするより、新党入りで肩書きが付いた、小林は代表代行兼国会代表、小泉は幹事長と出世だ。たった3人の小政党だが”鶏口”になればテレビの露出度も増して己の選挙に有利とソロバン弾いての行動だ。後2人入れば5人になり政党要件を満たすので民主党泥舟に乗っているを誘っている。”捨てる神あれば拾う神あり”というが大政党の崩壊に合わせてバラバラと剥がれた議員が党になる前の卵に合流して党を結成するのを手伝うという珍現象が起きている。相身互いだと互助精神の発露だろう。写真は吐竜の滝と霧の川俣川