キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

やられたぜ しっぺいがえしと 仕分け人

2013-01-09 12:21:53 | Weblog

国民に全て公開された場で、「仕分け人」が事業の効果や国費の使い途を徹底追及!不要な事業や予算を削り、国民生活に生かします。◎事業の必要・不必要を算定し、歳出を削減◎誰でも傍聴できるよう、会場は全面公開!◎現場を熟知した外部の視点を取り入れます。これは民主党が行った行政刷新会議の「新事業仕分け」の宣伝文句だ。夫々の事業毎に、税金がどう使われ、効果や必要性を判定、不要な事業を効率化し、歳出削減し財源を増やす、ムダを徹底追及し、大きな成果を上げている。インターネット中継でどこでも視聴できる。第1弾=平成21年11月、第2弾=同22年4.5月第3弾=同22年10.11月提言型政策仕分け、同23年11月ざっとこんな調子だった。鳴り物入りで吹聴、特にテレビが悪乗りして大はしゃぎした。中国の文化大革命の小形日本版文革の様相を呈していた。裕也なるロックンの爺さんが白髪靡かせてレンホウ頑張れと声援を送っていた。民主党の無知のチンピラ議員とこれに媚を売る御用学者等の有象無象が省庁の役人を吊るし上げる図を中継されたから詳細が判らぬ一般国民に当初は受けた。テレビの水戸黄門のお供、助さん格さんが縦横無尽に活躍して悪代官を懲らしめるシーンとダブらせてしまった訳だ。特に刷新特命相の蓮舫が、気取って如何にも賢そうな顔をして、スパコンの仕分けで「2位じゃダメなんでしょうか」とやったのが喧伝された。基本的に有無言わさずに予算は削られた。ノーベル賞の山中教授のips細胞予算も削減された。知識のないのとイエスマンの学者などが短時間で結論を出す、相手には反論させない、要は予算カットが目的だから弁護するような発言は認めない。当初はマスコミも馬鹿騒ぎをしていたが、予算削減には大した効果がなかったのと判明『大山鳴動ネズミ一匹』だったとばれて報道も竜頭蛇尾となった。滋賀の嘉田バアサンに新党を嗾けた飯田哲也も仕分け人に入っていた。そして野田が約束を守って衆院を解散・総選挙が行われた。結果は民主党と分裂した小沢の一派は共に壊滅的に打撃を受け、石コロ前議員はボロボロ落ちた、長い間入浴しなかった不潔な野郎のアカ並みだ。国民から仕分けされた訳だ。そして仕分けに携わった、仙谷、津川、寺田、中島、は落選、比例ゾンビは大串、泉、やっと当選したのが田嶋、菊田だけ。レンホウと尾立は参議院だから命拾いした。百害あって一利もなかった石コロ連中の秘書がトバッチリを食って失業しちゃった。読売によると、『民主秘書 続々他党へ』の見出しで、”衆院選大敗の影響で、民主党議員や元議員の秘書が職を失い、他党の議員の秘書に転じたり、新たな就職先が見付からずに苦しむ例が目立っている。・・・当選しても事務所態勢を見直す議員もおり、野田前首相の秘書2人は選挙後、日本維新の会とみんなの党の議員秘書に転じた。”『一将功成らず万骨枯る』と相成った。『女工哀史』ならぬ『秘書哀史』となった訳だ。伴睦の『サルは木から落ちてもサルだが、代議士は選挙に落ちればただの人だ』の通りだ。『去る者は日日に疎し』