キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

倍返しなぞ”屁の河童”こちとら100倍だぜ!!

2013-12-27 05:56:37 | Weblog

親切な徳田虎雄からの5.000万円、当初は都知事選の選挙費用だとしていたが、それでは選挙違反になると耳打ちされて2時間後の記者会見では、都知事選に万一落選した後の生活費用に貰ったと言い換えたカネだ。前以って用意した八十二銀行青山支店の貸金庫に入れ、次に自宅近くの横浜銀行つくし野支店の貸金庫に移してホット安堵した猪瀬副知事だった。その徳洲会グループと徳田虎雄一家が東京地検特捜部の手入れを受けるとは全く予想しなかった。安全牌だと気軽に手にした5.000万円で折角の知事の椅子を一年で棒に振った。年末になって降って湧いた災難だと感じているのが東京都選挙管理委員会と事務局職員それに区市町村選管だろう。普通選挙の準備は6ヶ月掛けるのだが、今回は急だったので1ヶ月で全て用意しなければならない。12月21日~23日の連休も返上した上、年末年始も休めない、選挙終了まで休日出勤の状態だという。衆参両院の議員選挙、知事、都議会議員選と大きな選挙は終わってノンビリしようとしていた矢先に起きた。この5.000万円の為にその100倍の50億円もの費用が掛かるのが都知事選挙だそうだ。イノセが無駄遣いの原因を作った張本人だ。東京都は面積こそ狭いが何せ1.000万人超の有権者だから費用も莫大だ。11年4月の知事選で石原が4選を果たしたがその費用は42億円掛かった、石原が突然辞任して衆院選出馬した。その衆院選と同日選だったので節約できたものの、それでも38億円掛かった。今回の選挙日程は1月23日告示、2月9日投開票と決まった。これで3年連続の都知事選で掛かる選挙費用は130億円に上がる。都知事選で必要なのはポスター掲示板1台が2万~4万円する、設置箇所が多く約1万5000箇所、選挙公報が約700万部投票用紙が900万枚、投票所が約1900箇所、開票所が約70箇所と多い。それに立候補者の法定ビラやポスター、選挙カーのガソリン代なども公費で賄われる。特に都知事選には我も我もと有象無象の泡沫候補も乱立するから費用が馬鹿にならない。11年4月選挙では11人、12年12月は9人と雨後の筍の如く乱立した。今回も時ならぬ選挙で選挙関係の業者には朗報だろうが、年末年始久し振りの9連休にスキー、旅行などの計画をしていた従業員にとっては正に”青天の霹靂”だ、イノセを怨みたくなる。都知事選出馬の顔触れがアレだ、コレだと話題になっている。競馬では世界的に牝馬が強くなってきているという。日本でもその傾向のようだ。『夏競馬は牝馬が強い』と言われるが今回の選挙は1月で真冬だ。さて都知事選では牝馬はどうだ。各党馬主もまだ出走馬を決めかねている。嘶いた馬はいないが鼻息の荒い馬も出走するだろう。さて駄馬も交えて何頭出走するだろうか?どうせ人気投票だ、タレント並みの知名度が有利だ、政治力など二の次、能力など無くてもOK、行政に慣れた職員が全てこなしてくれる。写真、上は鎌倉市天園ハイキングコース、標高約145mより藤沢市を望む。下は稲村ガ崎より江ノ島方面。