キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

雲泥の差

2014-02-17 08:47:33 | Weblog

ソチ五輪で感動シーンだったと報道されたのが11日実施されたクロスカントリー男子スプリント準決勝でのアクシデント、ロシアのガファロフが他国の選手と接触して転倒、左のスキー板を折ってしまった。折れた板では滑れない、ゴール数百メートル手前で激しく転倒、衝撃が酷かったので起き上がるのもやっとだった。その時1人のスタッフが駆け寄り、瞬時にスキー板を履き替えさせた、ガファロフは競技を再開してゴールした。スキー板を交換したのはロシアのコーチではなく、カナダのコーチ、アズワースだった。彼は「苦しんでいる彼を、そのままにしておく事が出来なかった」と咄嗟の判断だったと競技後語った。最後までゴールを目指したガファロフと敵に塩を送ったアズワースコーチに称賛の声が上がったという。カナダ紙は五輪憲章で謳う「友情、連帯、フエアプレーの精神」を具現化した行為だ。正に金メダルに値する行為だと報じている。これを聞いて思い出した。昨年12月23日南スーダンでPKO活動をしている韓国軍に対して自衛隊から小銃の弾1万発を無償供与した件だ。政府は南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の銃弾1万発を国連経由で韓国軍に無償で譲渡することを決めた。銃弾は同日深夜に国連のヘリで現地の韓国軍に届けた。これはPKO協力法に基づく措置だった。韓国側は銃弾提供を要請していないと否定したが、菅官房長官は記者会見で「国連、韓国から要請があった。それが全ての事実だ」と述べ、韓国大使館から要請があったことも明らかにした。その後韓国政府は要請していないと否定したり、銃弾は足りていたが、予備に借りただけだと開き直ったり、日本に頼んだのではなく、国連に頼んだのだと言い張ったりした。銃弾は無償譲渡されたのだから返さなくてもよいのに、憎き日本から貰う訳にはいかないと、国連宛に1月10日返還したと述べた。こんな態度だから日本に対して謝意を表明するなど論外だ。”咽元過ぎれば熱さを忘れる”こと程左様で出来の悪いガキと何等変わりがないのが朴大統領以下の韓国政府だ。防衛省幹部が「PKO参加国は自前で必要な装備を携行するのが原則であって、銃弾を他国に貸してくれなどと要請することは想定外だ」と述べた。小銃があっても銃弾がなければ部隊が全滅する事態もありうる。PKO活動も出来ない、韓国軍のお粗末振りが世界に喧伝された。それにしてもカナダのコーチとは雲泥の差だ。写真は14.15日に降った大雪で池が凍った。